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うわのそら事件簿

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【リオ五輪】テニス競技のルール!タイブレークの扱いは

オリンピックのテニス競技には独特のルールが採用されている。前回のロンドン五輪の直後には、試合が長引きスケジュールに支障をきたした反省から、リオ五輪ではルールを変更すると報道されていた。
焦点は第3セットのタイブレーク導入と3位決定戦を行わないことなどである。
リオ五輪テニスのルールはどうなっているのか調査した。

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リオ五輪テニス競技と種目

リオ五輪のテニス競技では5つの種目が行われる。

・男子シングルス
・男子ダブルス
・女子シングルス
・女子ダブルス
・混合ダブルス

 

リオ五輪テニス競技の試合方式

試合方式は、シングルエリミネーショントーナメント。勝ち残り式トーナメント戦である。

加えて銅メダルを決めるために3位決定戦をする。

ロンドン五輪後に削除候補に挙がっていた3位決定戦だが、今回はなくならなかった。

 

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出典:http://www.tpenoc.net/download/Rio2016/SportExplanatoryGuides/Tennis.pdf

 

上記はリオ五輪テニスの日程表の一部であるが、3位決定戦(bronze medal match)がちゃんと載っている。

3位決定戦は8月12日と13日に行われる予定である。

 


リオ五輪テニス競技 試合のルール

リオ五輪でのテニスの試合は男女とも、ベストオブスリーセットマッチ。
2セット先取したほうが勝ちという方式である。

ただし男子シングルスの決勝のみ、ベストオブファイブセットマッチ。
3セット先取したほうが勝ちという方式を取る。

すべてのセットにタイブレークが採用される。

ただし、混合ダブルスでは、セットカウント1-1で3セット目が行われる場合は、タイブレークとは少し違うマッチタイブレークが採用される。

マッチタイブレークとは、2ポイント差をつけた10ポイントで勝利となるルールである。

 

タイブレークとは

タイブレークとは、スムースに勝敗を決着するために導入されているルールで、いわば同点決勝戦である。

オリンピックテニスのタイブレークは、ゲームカウントが6-6となったときにスタートする同点決勝ルールである。

 

テニスのスコアは、

①ポイント

②ゲーム

③セット

とカウントされていく。

勝利の決め方は、

①2ポイント以上差をつけて4ポイント取ると1ゲーム獲得

②2ゲーム以上差をつけて6ゲーム以上取ると1セット獲得

③2セットを先に獲得したほうが勝者(ベストオブスリーセットマッチの場合)

となる。

この2ポイント差や2ゲーム差がつかずに試合が長引くケースがある。

①では、ジュース→アドバンテージ→ジュース→アドバンテージ→・・・・・2ポイント以上差がつくまで続けるのであるが、

②で、ゲームカウントが6-6となると「タイブレーク」の出番である。

 

リオ五輪のタイブレークでは、2ポイント差をつけて7ポイント先取したほうがそのセットの勝者となる。

これを12ポイントタイブレーク方式という。ベストオブスリーセットと同じ言い方で、ベストオブトゥウェルブという意味だそうである。

タイブレーク方式を導入することで、”2”の中身が「ゲーム」から「ポイント」に縮小されるために時間も短縮されることになる。

オリンピックでは、選手を疲労させない、放映権、確実な日程調整などの必要から予定時間内での勝敗決着に有効であるようルールを決めているのである。

 

このところのオリンピックテニスでは、第1第2セットではタイブレークを行うものの、セットカウント1-1で、最終セットとなる第3セットに進み、そのゲームカウントが6-6となった場合には、タイブレークは行わず、2ゲーム差がつくまで試合は続くという方式を採用していた。(男子シングルス決勝の場合は5セット目)

そのため試合時間が長引くことがあり、特に前2012年のロンドン五輪では、男子シングルス2回戦ツォンガvsラオニッチ戦の第3セットが25-23まで続き、準決勝のフェデラーvsデルポトロ戦では4時間26分の試合時間となるなど、オリンピック史上最多最長試合記録が出現。

時間的制約の大きいオリンピック運営的には不便であるというわけで、最終セットへのタイブレーク導入が検討されることとなり、リオ五輪からは最終セットでもタイブレーク採用となった。

 

タイブレーク導入表記の食い違い

タイブレークが最終セットでは採用されないということが常識であったからか、報道の表記に食い違いが見られる。

 

Yahoo!Japanのオリンピック特設サイトでは、

今大会から最終セットもタイブレーク制となった。

http://rio.yahoo-net.jp/sport/TE/outline

 と紹介されている。

 

ITF(国際テニス連盟)の発表では、

(b) Scoring System
All matches shall be the best of three sets except for the men's singles
final which shall be the best of five sets. The tie-break shall operate in
every set except in the mixed doubles when the third set shall be played
as a match tie-break (10 points).

http://www.itftennis.com/media/226644/226644.pdf(下線は筆者による)

”スコア方式

すべての試合はベストオブスリーセットとする。ただし男子シングルス決勝ではベストオブファイブセットとする。タイブレークがすべてのセットで行われるものとする。ただし混合ダブルスの第3セットは10ポイントマッチタイブレークを行うものとする” 

 

となっているので、混合ダブルスの最終セット以外はすべてタイブレークが行われる。つまり最終セットでもと考えてよいであろう。

 

しかしながら、リオ五輪公式サイトのテニス観戦ガイドには、

The final set is decided by a difference of two games.

https://smsprio2016-a.akamaihd.net/sport/G1Ussk/rio2016_spectator_guide_og_tennis_en.pdf

"最終セットは2ゲーム差で決定する。"


とも入っていてどちらが本当なのかわからない。

ウィキペディア英語版のリオ五輪テニスでも、第3セットではタイブレークをしないとある。
新聞などでも最終セットはタイブレークをしないとしているものもあり、単に情報がアップデートされていないのか変更もありうるのか戸惑うところである。

 

リオ五輪テニス競技の出場資格

リオ五輪テニス競技の出場選手は、ITF(国際テニス連盟)が発表する。

7月19日付最終エントリーリストのリンクはこちら

※追記7/31 7/31時点でのの改訂エントリーリストはこちら


シングルスでは1国4選手まで、ダブルスは1国2組まで。選手人数はシングルスとダブルスの合計で6名まで。

シングルスでは、ITFが全仏オープン後の世界ランキングによって上位56選手を選び、残りの8選手は推薦枠である。

世界ランキング上位56以内であっても、同国選手が5人以上いる場合は5位以下は選ばれず、57位以下の選手が選ばれる。

混合ダブルスは、出場が決まっている選手の中から、新たにペアを組んで8月9日までに届け出なければならない。混合ダブルスの試合は翌8月10日から始まる。1国最大2チームまで。

 

リオ五輪テニス競技のプロテニス界での位置づけやポイントは

男子ATPワールドツアーの一部であり、女子WTAツアーの一部と位置付けられている。

しかしながら、リオ五輪のテニス競技のポイントは男女とも0。

リオ五輪ではポイントの加算なし。

ついでに賞金もなし。(各国の報奨金などは除く)

 

シード選手は

シード選手は8月1日の世界ランキングにより決定する。

シングルスは16選手。

男女ダブルスは8組、混合ダブルスは4組。

シード選手一覧

まとめ

リオ五輪のテニス競技には、プロツアーのポイントはつかないが世界のトップレベルのプロテニス選手たちが出場する。

試合は、男女ともに2セット先取で勝者となるベストオブスリーセットで行われ、男子決勝戦のみベストオブファイブセットマッチである。

すべてのセットでタイブレークが採用され、混合ダブルスの第3セットだけは10ポイントマッチタイブレークが行われる。

 

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