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ATPツアーファイナルのルールや試合方式!ラウンドロビンとは

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ATPツアーファイナルは、シングルス、ダブルス共に上位8組の選手だけが出場できる男子プロテニスの年間最高峰最終戦である。2016年は錦織圭選手が3回目の出場を決めた。
プロテニスの国際大会の個人戦のフォーマットはたいていノックアウト方式のトーナメント戦で、1回負けたらそこでおしまいであるが、ATPツアーファイナルでは、その試合方式が異なっていて、ラウンドロビン戦から始まるという。

ATPツアーファイナルのルールについて調べた。

 

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ATPツアーファイナル試合方式

ATPツアーファイナルの試合方式は、出場者が2つのグループに分かれ総当たり戦をして、各グループの上位2人が準決勝に進出、準決勝の勝者2人が決勝を戦い、優勝が決まる。

まとめると、

ラウンドロビン準決勝決勝

ラウンドロビンとは

この場合の「ラウンドロビン」とは、「総当たり戦」のことである。
ATPツアーファイナルには、シングルス、ダブルスともに8組の選手が出場するが、その8組を4人ずつの2つのグループに分け、グループ内で総当たり戦を行う。
試合数にすると1組当たり3試合、1グループあたり6試合、シングルス、ダブルスそれぞれ2グループあるので、ラウンドロビンで24試合あることになる。

よって、ツアーファイナルの最初の6日間は昼に2試合、夜に2試合で1日4試合ずつラウンドロビンの試合が行われる日程になっている。

ラウンドロビンを勝ち抜け準決勝に出るには

ラウンドロビンを勝ち抜け準決勝に進むのは、各グループの上位2組。
順位の決め方は、

  • 勝利数
  • 試合出場数(例えば、2勝1敗と2勝0敗は2勝1敗が上位)
  • 同位が2人の場合はその2人の対戦の勝者が上位。
  • 3人同位の場合は、セット獲得率の高いほう、ゲーム獲得率の高いほうが上位。

条件はいろいろ決まっているので、詳しくはこちら

ATPツアーファイナル出場資格は

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http://www.atpworldtour.com/en

 

ATPツアーファイナルに出場できるのは、シングルス、ダブルス各8組ずつであるが、その8組は基本的にその年のポイント数が多い順で決まる。つまりその年最も強かった選手たちである。

「ポイント」は、ATPが管理している。ポイントはATPでカテゴリー分けされている登録されたテニス大会に参加、勝利することで得られ、カテゴリーと成績ごとに獲得ポイント数が決められている。
ここ52週分のポイントの多い順がATPの世界ランキングとなり、その年の1月1日からのポイント数が多い順は「ATPレーストゥーロンドン」と呼ばれ、ATPツアーファイナルへの参加を争うものとなる。
また、シングルスでポイントにカウントされる大会は最大18大会分で、内訳はグランドスラム4大会、マスターズ1000の8大会と、その他の大会でポイントの高いものから6大会分と決まっている。

2016年の場合のATPツアーファイナルへの参加資格は、シングルスでは、年間最終戦となるBNPパリバマスターズが終わった時点(11/6)で、2016年の「ATPレーストゥーロンドン」のポイントが、1位から7位までの選手と、8位から20位までの選手でグランドスラムで優勝した選手、いない場合は8位の選手、などとなっている。
2016年は、8位~20位の選手にグランドスラム優勝者はいないので、レーストゥーロンドンのポイントが多い順8名となる。

ダブルスには、参加義務のある大会がないので、得点の高い方から18大会分の合計でポイントが加算される。

ツアーファイナルに出場できるのは、各8組であるが、ほかに補欠も選出される。補欠選手はレーストゥーロンドンで20位以内の上位2名である。

ATPツアーファイナルのドロー方法

ラウンドロビンのドロー法

出場選手たちは、4組ずつの2つのグループに分けられてラウンドロビンを行うが、このときの分け方はどう決まるのか。

ところで分けられるグループには、名前がついている。
シングルスは、スタン・スミス・グループとイリ・ナスターゼ・グループ。
ダブルスは、アッシュ/スミス・グループとフレミング/マッケンロー・グループ。

いずれもツアーファイナルで優れた成績を残した選手の名前である。が、ここでは便宜上、スタン・スミス・グループとアッシュ/スミス・グループをグループA、イリ・ナスターゼ・グループとフレミング/マッケンロー・グループをグループBとして話を進める。

ラウンドロビンのドロー法は、まずポイントが1番高い選手をグループAに、2番目に高い選手をグループBに配置する。
3番と4番、5番と6番、7番と8番、をそれぞれペアにし、最初にくじで引かれた方がグループAに配置される。

準決勝のドロー法

各グループの上位2名ずつが準決勝に進出するが、準決勝では、

  • グループAの1位 vs グループBの2位
  • グループBの1位 vs グループAの2位

という組み合わせとなる。

決勝は準決勝の勝者同士で戦う。つまり準決勝からはノックアウト方式ということになる。

ATPツアーファイナルのルール

グランドスラムの男子シングルスでは、3セット先取で勝利が決まる。全米オープンのように一貫してタイブレークを採用する大会もあれば、ウィンブルドンのように2ゲーム差がつくまで試合を続けるアドバンテージセットを採用する大会もある。リオオリンピックでは基本的に2セット先取で勝利であったが、男子シングルス決勝だけは3セット先取であった。10月初めに東京で行われた楽天ジャパンオープンでは、決勝まで2セット先取であった。

ATPツアーファイナルではどうなっているだろう。

シングルス

ATPツアーファイナル・シングルスのルールは、決勝まで一貫して

  • ベスト・オブ・スリー・タイブレーク・セット

である。

2セット先取で勝者となる。
ゲームカウント6-6からはタイブレークとなり、タイブレークは2ポイント以上差がついた7ポイント先取で勝利。

ダブルス

ATPツアーファイナル・ダブルスのルールは、

  • ツーセット・アンド・マッチタイブレーク

である。

2セット先取であることは、シングルスと同じであるが、セットカウント1-1で3セット目が行われることになった場合が違っている。シングルスのようにふつうのセットカウントをするのではなく、ダブルスでの3セット目はマッチタイブレークが行われる。
マッチタイブレークは、2ポイント以上差をつけた10ポイント先取で勝利である。

「マッチタイブレーク」は、1セットの代わりに行われるもので、「タイブレーク」は、2ゲーム差のかわりに行われるものである。

 

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ATPツアーファイナルの歴史

ATPツアーファイナルの始まりは、1970年の「ペプシ・グランプリ・マスターズ」で、開催地は日本の東京都体育館であった。
第2回はパリ、第3回はバルセロナと開催地が毎年変わっていたが、1977年から1989年まではニューヨークで開催された。
1990年からはATPツアーワールドチャンピオンシップと名前を変え、1995年まではドイツ・フランクフルトで、1996年から1999年はハノーファーで開かれた。2000年からは、ITFが主催するグランドスラムカップというグランドスラムの成績上位者16名に年間最終戦と合併し、名前をテニスマスターズカップとし、また持ち回りとなったが、2005-08年は現在上海マスターズが行われる旗忠森林体育城で行われた。

ATPツアーファイナルの名前になったのは、2009年からで、会場もイギリス・ロンドンのO2アリーナとなった。2018年までO2アリーナで開催される予定。

ちなみに、ATPツアーファイナルの正式名は、英語でBarclays ATP World Tour Finals、公式サイトにはスペイン語版があって、そちらは、Barclays ATP World Tour Finalsである。日本語では、バークレイズATPワールドツアーファイナルズとなるだろうか。

まとめ

ATPツアーファイナルは、2グループ総当たり戦のラウンドロビン、準決勝、決勝と行われ、試合は2セット先取で行われる。

 

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