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うわのそら事件簿

日々のちょっとした事件や問題や気になったこと

シャラポワの復帰はいつ?ドーピング違反の薬物メルドニウムとは

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テニス界の妖精と呼ばれ、美しく強い女子テニスプロ、マリア・シャラポワ選手は現在ドーピング違反の薬物を服用していたとして出場停止処分となっていたが、スポーツ仲裁裁判所により停止期間の短縮が裁定された。

シャラポワ選手の復帰はいつになるのか。またなぜシャラポワ選手がメルドニウムを服用していたのかについてもう一度調べてみた。

 

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シャラポワの復帰はいつ

シャラポワ選手の出場停止処分は、当初の2年間から、15か月(1年3か月)に短縮された。停止処分が終わるのは2017年4月26日となった。
復帰できる大会は、

  • 2017年5月の全仏オープン

とされている。

ところで全仏オープンはグランドスラム。ランキング上位選手が出場する大会である。大会に出場できないシャラポワ選手は当然ながらどんどんランキングを落としている。10/17発表のもので91位。この後も復帰まで落ち続けるであろう。それでも出られるのだろうか。

調べたところ、過去に世界ランク1位になったこともあるシャラポワ選手は、これまでの実績と貢献度を買われて、ワイルドカード(主催者推薦枠)を無制限に与えられる見込みであるという。

それはそうか。復帰後はあっという間にランキングも元通りになりそうである。

15か月という長いブランクの後、シャラポワ選手がどのように復帰するのか、今から楽しみである。

ところで、世界ドーピング機構のドーピング違反による停止処分は、意図的なら4年、意図的でなければ2年が基準である。しかしながら、意図的でなかったとして数か月のみの処分となる場合もあり、シャラポワ選手は自分は見せしめに利用されたと発言していた。

シャラポワ服用の違反薬物とは

シャラポア選手が服用したドーピング違反の薬物は、

  • メルドニウム

シャラポワ選手は、健康上の理由で2006年から服用していたとしている。10年前からである。
メルドニウムは、2016年1月1日から、「ホルモン調整薬および代謝調整薬」として、世界反ドーピング機構(WADA)の禁止薬物に指定された。

メルドニウムの効用とは

メルドニウムは「抗虚血薬」。

1970年代にラトビアの医師が開発しラトビアで製造されている。狭心症など心臓疾患の薬としてロシアやバルト3国で広く使用されている。
しかもロシアでは安価で、多くの人が気軽に服用しているという。
メドニウムには血流が増加し、代謝を促進、運動能力が向上させる作用があり、アフガニスタンに派遣された旧ソ連の兵士も持久力向上のために服用していた。

世界ドーピング機構によると、「筋肉により多くの酸素を運ぶ効果があり運動能力が向上する」としている。

メドニウムは、日本では販売も流通もしていない薬である。

そしてロシア人とはいえ、シャラポワ選手は7歳から20年以上アメリカ在住。アメリカでもメドニウム認可されていない。EUでも認可されていない。

 

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シャラポワがメルドニウムを服用していた理由

シャラポワ選手がメルドニウムを服用していることは、本人のほかには父親と代理人だけでシャラポワ選手のコーチチームや栄養士さらにはアメリカの主治医も知らなかったそうである。

シャラポワ選手自身が語ったところによると、メドニウムを摂取することになった理由はいくつかの症状の治療のためであった。10年前の2006年、シャラポワは2,3か月ごとにかかるウイルス性のかぜに悩まされていた。また、シャラポワ選手はマグネシウム不足で心電図に異常が見られ糖尿病の家系であってすでにその兆候が表れていたのでその治療のためでもあったという。
メドニウムを処方したのはロシア人のA.スカルニー医師。すべて世界ドーピング機構に確認を取っていたというが、最終的に30種類もの薬を処方し、うんざりしたシャラポワ選手は2012年に医師を変えた。

しかしその後もスカルニー医師が処方した薬のうち3種類を飲み続けていて、その一つがメドニウムであった。

ふしぎなのは、シャラポワ選手が先に述べた2人以外誰にもメルドニウムの服用を言わなかったこと。隠していると受け取られた。服用している薬を書いて提出する際にも一度も書いたことがなかったという。その理由については、聞かれなかったからとか、書かなければいけないと知らなかったからとか答えていて納得できる回答とはなっていない。

おまけ

しかしながら個人的には、シャラポワ選手からメルドニウムが検出された時点で、新しく違反薬物となったことを知らなかったのは確かであろうと思う。違反と言われるまでやめてなかったのだし、自分の価値を大切にしないシャラポワ選手とは思えないから。

だけれど、秘密にしていたらしいことは否めない。そして勇気をもって接種を認めたことも確かである。

これでちょうど落としどころなのかな。

シャラポワ選手がどんな全仏復帰をするのか楽しみにしたいと思う。

 

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