有馬記念2016過去データと傾向!有利な枠順は内枠?【競馬】
有馬記念2016は、12/25(日)に千葉県船橋市の中山競馬場で開催される。
有利な枠順は内枠だと言われているが本当か。
有馬記念ここ20年の過去データで傾向を調べてみた。
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有馬記念2016のコース
- 芝2500m
- 右回り
- 高低差5.3m
JRAからマップを引用する。
http://www.jra.go.jp/facilities/race/nakayama/course/index.html
赤い印が有馬記念のスタート地点とゴール地点である。2500mは内回りを走る。内周りは小回りで、1周1667.1m、最後の直線は310mと短い。高低差も大きく、ゴール前にも難所、高低差2.2mの急坂がある。
有馬記念ではポジションがレースを左右すると言われている。
有馬記念2016は何頭出走する?
有馬記念の出走可能頭数は
- 16頭
出馬表の発表は12/21(水)
有馬記念過去データと傾向
有馬記念の過去データ20年分から傾向を探ってみた。
■枠
組み合わせの多い枠連は、
- 1-5 3回
- 4-7 2回
枠番の登場回数は
- 4枠 8回
- 1 7回
- 3 6回
- 5 6回
- 2 5回
- 7 4回
- 8 3回
- 6 1回
4枠が多い。また6枠は1回だけ。
■馬番
馬番の1着が多い順に並べると、
- 1番 3回
- 4 3回
- 7 3回
- 6 2回
- 9 2回
- 13 2回
- 2,3,10,12,14は1回ずつ
これを馬番順に並べてみると
- 3回
- 2
- 2
- 3
- 0
- 2
- 3
- 0
- 2
- 1
- 0
- 1
- 2
- 1
- 0
- 0
となる。単純に真ん中で分けてみると、1~8までで15回、9~16が7回で、全体的には内枠側に1着となる馬が多いことがわかる。特に、1~4で10回と20回の半分を占めることからも確かに評判通り1着には内枠が有利と一般に言えるであろう。
では次に、3着までに入った馬番を多い順に並べると
- 6番 8回
- 4 6回
- 7 6回
- 1,2,3,9,14が5回ずつ
- 11 4回
- 5 3回
- 12 3回
- 10 2回
- 13 2回
- 8 1回
- 15,16は0回ずつ
以外にも最も内枠になる1番や2番より、中枠辺りの6番や7番が多いという結果である。
これもまた馬番順にすると
- 5回
- 5
- 5
- 6
- 3
- 8
- 6
- 1
- 5
- 2
- 4
- 3
- 2
- 5
- 0
- 0
グラフにしてみると
内か外かで比べると、1~8が39回、9~16が21回と、内側の方が多い。
しかしながら有馬記念の出走可能頭数16頭が、フルにならないこともある。過去20回でフルゲートだったのは7回と半分以下である。よって15番や16番が0回というのも機会が少ないという面ではナットクかもしれない。
そう考えると14番の5回はなかなかである。20回中14番がなかったのは3回。3回のハンデがあるのに、必ず走者がいる内枠と同じ成績である。勝率にすると高いということになる。
また逆に、8番は必ず走者がいるのに1回というのも特筆すべきかもしれない。これは2002年の2着1回である。
ところで最近5年の結果を見ると最内枠が勝てていない。
枠番に1がない。しかし3が多い。
3着まででは、6番と9番が3回ずつ、次が4番、7番、14番が2回ずつとなっている。
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■性別と年齢
馬の性別と年齢に注目すると
1着の馬は、
- 牡4歳 8回
- 牡3歳 5回
- 牡5歳 4回
- 牡6歳 1回
- 牝4歳 1回
- 牝5歳 1回
牝の出場数が少なく、牝の1着は20回中2回。
最も1着が多いのは牡4歳である。
3着までを見ると、牡5歳が最も多い。
- 牡5歳 18回
- 牡4歳 15回
- 牡3歳 11回
- 牡6歳 4回
- 牡7歳 3回
- 牡8歳 2回
- 牝5歳 3回
- 牝4歳 2回
- 牝3歳 2回
■単勝オッズの人気順では
最後に単勝オッズの人気順の傾向を見てみたい。
1着の人気順は、
- 1番人気 10回
- 4番人気 4回
- 2番人気 3回
- 3番、8番、9番人気が1回ずつ
有馬記念は本命馬が勝つことが多い。
3着までの人気順を見ると、
- 1番人気 15回
- 2番人気 8回
- 3番人気 6回
- 4番人気 7回
- 5番人気 3回
- 6番人気 4回
- 7番人気 1回
- 8番人気 2回
- 9番人気 4回
- 10番人気 2回
- 11番人気 2回
- 13番人気 3回
- 14番人気 3回
となっている。
1番人気の馬は、実に20回中15回3着までに入っている。確率75%。3番人気までの馬で複勝を買って勝てた確率は約48%であった。
ここ5年でみると、1番人気馬が3着以内に入らなかったのは2015年のみ。その4回中3回は1着であった。
他には、4番人気が3回、2番人気と9番人気が2回ずつ3着以内に入っている。
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まとめ
有馬記念2016を過去20年のデータで見ると全体としては内枠が勝利する傾向にあるが、3着以内なら中枠内側の成績がよく外枠の14番もよい。
中枠でも8番の勝率は悪く、大外枠の15、16番はこの20年では3位以内に入っていない。
また、1番人気の馬が3着以内に入ることが多い。
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