映画ムーンライトの公開日いつ?あらすじやキャストと原作について
映画「ムーンライト」は、米アカデミー賞2017の作品賞を受賞した。
ラ・ラ・ランドが間違えてコールされるという仰天ハプニングがあったものの、よりムーンライトの名を印象付けることになったともいえる。
ムーンライトは、日本ではまだ公開されていないが、公開日はいつか、どこで上映されるのか。そして気になる映画のあらすじやキャストについても調べた。
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映画「ムーンライト」の日本公開日
ムーンライトの日本公開日は、
- 2017/4/28(金)
ゴールデンウィークである。
アメリカで公開されたのは、2016/10/21(金)であった。
映画「ムーンライト」はどこで上映される
上映館についてはまだ詳細がわからないが、
- TOHOシネマズ系列
で上映予定。
2017/3/1現在、前売り券を取り扱っているのは、
TOHOシネマズ 有楽町・日比谷、川崎、名古屋ベイシティ、二条、西宮OS
映画「ムーンライト」上映時間
- 111分
映画「ムーンライト」あらすじ
映画「ムーンライト」は、マイアミの黒人少年の成長を描いた人間ドラマ映画である。貧困問題やLGBTも描かれている。
ムーンライトはとても個人的でとても映画っぽい映画である。
映画は、主人公シャロンの人生が、少年期、ティーンエイジャー期、成人期の3つの時代構成で描かれる。
少年期は以下のように話が始まる。
マイアミの貧困地域で暮らす内気な少年シャロンは、学校では「チビ」と呼ばれていじめられ、家庭では麻薬常習者の母親ポーラから育児放棄されていた。そんなシャロンに優しく接してくれるのは、近所に住む麻薬ディーラーのホアン夫妻と、唯一の男友達であるケビンだけ。やがてシャロンは、ケビンに対して友情以上の思いを抱くようになるが、自分が暮らすコミュニティではこの感情が決して受け入れてもらえないことに気づき、誰にも思いを打ち明けられずにいた。そんな中、ある事件が起こり……。http://eiga.com/movie/86100/
ティーンエイジャー期のシャロンは、相変わらずいじめられる日々を送っているが、最終的にはいじめの相手に椅子を投げつけ逮捕される。
成人期のシャロンは、アトランタで薬物の売人となっている。
ある日ケビンから電話を受けマイアミで二人は再開する。
ざっくりいって、貧困とセクシュアリティーに直面する黒人男子の話、ではあるのだが、ムーンライトは、それを映画らしい独特の映像美でも演出している。
3期に分けて描かれているが、それぞれに違うフィルムのフォーマットを使用しているそうである。
【映画ポスター】 ムーンライト Moonlight /おしゃれ インテリア アート フレームなし /両面
映画「ムーンライト」登場人物とキャスト
シャロン - 主人公
少年期:アレックス・ヒバート
ティーンエイジャー期:アシュトン・サンダース
成人期:トレヴァンテ・ローズ
ケビン - シャロンの親友
少年期:ジェイデン・パイナー
ティーンエイジャー期:ジャレル・ジェローム
成人期:アンドレ・ホランド
シャロンとケビンは時代ごとに違う俳優が演じている。
ポーラ - シャロンの母
ナオミ・ハリス
母ポーラは、少年期のシャロンを虐待していて、その後薬物中毒になり売春婦に。のちに薬物治療施設に入院。
ホアン - キューバ人の麻薬の売人
マハーシャラ・アリ
いじめられて隠れているシャロンを自分とガールフレンドのもとに保護してシャロンが心を開いたが、ホアンの顧客とシャロンの母が一緒に薬物をしていた。
テレサ - ホアンのガールフレンド
ジャネール・モネイ
テレル
パトリック・デシル
いじめっ子のボス。シャロンが椅子を投げつけた相手。
登場人物は皆黒人である。黒人だけの映画でLGBTを扱った初めての映画でもある。ホアン役でアカデミー賞助演男優賞を受賞したアリさんは、助演男優賞を獲得した初めてのイスラム教徒だそうである。
映画「ムーンライト」原作
ムーンライトはもともと戯曲用に書かれた「In Moonlight Black Boys Look Blue」が元になっているが、この戯曲は発表も上演もされなかった。
書いたのは、映画の脚本を監督と共作したタレル・アルヴィン・マクレイニーさん。
原作は母をエイズで亡くしたマクレイニーさんの半自伝的なストーリーであった。
マクレイニーさんもジェンキンス監督も映画の撮影をしたマイアミのリバティスクエアの出身で、母親が薬物依存だったそうである。
リバティスクエアは、753世帯が暮らす公営住宅エリア。
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まとめ
ムーンライトは、黒人少年の成長を3期にわけて描いた作品である。キャストはみな黒人。
日本公開日は4/28。
ムーンライトはアカデミー賞の作品賞を撮った映画中、2番目に興行収入が低い映画だそうである。
アメリカはトランプ大統領になって、エンタメの場であっても、政治的発言が多くなっている。
アメリカの格差や差別や貧困やアカデミー賞の白人主義に関心や批判が集まる中、ハリウッド映画の中では異彩を放つムーンライトが作品賞を得たことにはいろいろな憶測が飛び交った。
ムーンライトはオスカー作品としての興行収入も少ないが製作予算もたった150万ドル。一方、賞を間違えて発表された大本命ラ・ラ・ランドは3000万ドル。
ムーンライトの評価は、ほぼとてもよい。もちろん全員が高評価というありえないことにはなってないけれど。これから興行収入はどのくらい伸びるだろうか。
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