全米女子オープンゴルフ2017の賞金一覧!男子と比べると
全米女子オープンゴルフ2017もいよいよ最終日となった。第3ラウンドを終えて中国のフェン・シャンシャンが首位、続いてアマチュアのチェ・ヘジン選手など韓国勢が追い、日本選手は野村敏京選手が6打差の10位、今回で最後の宮里藍選手は36位となっている。
最終日となると気になるのは賞金。というわけで全米女子オープン2017の賞金を調べた。男子と比べてどうなっているだろう。
※野村選手は33位、宮里藍選手は41位。
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全米女子オープンゴルフ2017賞金総額
総額は
- 500万ドル
日本円でおよそ5億6000万円。
男子の全米オープンでは1200万ドル。差があるなあ。
全米女子オープンゴルフ2017優勝賞金
優勝賞金は
- 90万ドル
日本円にしておよそ1億円。
男子の優勝は216万ドル。
全米女子オープンゴルフ2017賞金一覧
現在の順位で行くと、宮里選手の賞金は3万1547ドル、約355万円。これから宿泊費やキャディ代やを考えるとずいぶん減ってしまうだろう。とはいってもスポンサーがいるから経費はあんまり関係ないのかな。
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感想
全米オープンゴルフは、ゴルフで一番賞金が高額な大会である。そして全米オープンは男子も女子もUSGAという同じ団体が仕切っている。だけど賞金には大差がある。アメリカっぽくない。
アメリカは、テニスでもサッカーでも男子と同等に扱うように闘ってきた。ゴルフの半分以下という格差には驚くばかりである。いくらなんでも差がありすぎる。
主催者が違うのならまだしも、同じなわけで、これは問題なのではないのかな。
報道によれば、テニスでは例えば、世界ランク1位のアンディ・マレー選手が、女子の同権を当然のようにサポートしている。インタビューでの記者の心無い失言にも反応する態度を見せている。しかしながら、ゴルフ界にそんな男子選手はいないらしい。ゴルフってこれから発展するスポーツと位置づけられるのかな。
確かに賞金を見てもテニスの全米オープン優勝賞金は男子ゴルフの優勝賞金よりも1億円以上高い。テニスが選手の処遇を改良し続けることで賞金もどんどん伸びて世界的人気のスポーツへと成長したのは有名である。
それとも今大会はトランプ氏のゴルフ場だからなのか。これもメッセージ?なんてことはないだろうけれど。
今大会に出場している選手はアメリカから55名、次は韓国で29名。地域で見ると北アメリカ59名、アジア54名、アセアニア7名、ヨーロッパ32名、アフリカ3名、南アメリカ1名。芝生が不可欠で気候にも左右されるであろうゴルフだけれど、これからゴルフは世界的に女子があこがれる人気スポーツになれるだろうか。
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