うわのそら事件簿

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2018築地のマグロ初競りはいつ?どこで食べられる?

2018年は、築地市場の初競りは2018年が最後の年となる。マグロの初競りは超高値が付き毎年ニュースになるが、2018年の築地市場の初競りはいったいいつ?そしてそのマグロはどこで食べられる?

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2018築地のマグロ初競りはいつ?

築地市場2018年の初競りは、

  • 1/5(金)

2018築地の初競りマグロはどこで食べられる?

初競りマグロが食べられるのは

  • 初競りマグロを購入したお寿司屋さんいろいろ

たとえば昨年2017年には、生・冷凍合わせて1523匹のマグロが並んだ。これは過去10年で一番少ないそうであるが、たくさんのマグロが競りにかけられることは確かである。それはみな初競りマグロである。
というわけでいろいろなお店で提供されてはいるが、話題となるのは、最高値がついたマグロ。
毎年青森県大間町産のクロマグロがひときわ高値をつけてニュースになる。そのマグロをここ最近ずっとゲットしているのが、

  • すしざんまい(つきじ喜代村)

2017年まで6年連続で落札している。ちなみにその前は銀座久兵衛と板前寿司の共同落札だった。

2017年に、すしざんまいと落札を争ったのは、

  • すし好
  • 元気寿司

2018年、すし好はすでにマグロ初競り参戦を発表していて、初競りマグロの解体ショーも予定されている。

すし好初競りマグロ解体ショーの実施予定は、

  • 1/5(金) 10:00~築地すし好築地場外市場店
  • 1/5(金) 17:00~築地すし好和グランスタ丸の内店(東京駅)

提供価格は、

■築地すし好和グランスタ丸の内店(東京駅)1月5日(金)限定販売
「極上天然本まぐろセット」特別価格1,000円(税込1,080円)にて限定販売予定!

https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000020000.html

ということである。

すしざんまいでは昨年、一貫赤身170円、中トロ321円、大トロ429円(税込)だった。

 

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2018築地の初競り昨年の落札価格は?

※1/5追記 2018年の最高値は、1匹3645万円(400キロ、キロ9万円)で築地のマグロ専門仲卸の「ヤマ幸」が落札。
キロ当たりの単価最高値は、キロ16万円(190キロ、1匹3040万円)で「すしざんまい」が落札。

昨年2017年の最高値の落札価格は、

  • 一匹7420万円(212キロ)

だった。1キロ当たり35万円で、前年の5倍だった。
初競りマグロの史上最高値は2013年の1億5540万円(222キロ)、キロ当たりでは70万円であった。
ここ10年の落札価格と落札者を振り返ってみると、

  • 2017年 7420万円(212㎏) すしざんまい
  • 2016年 1400万円(200㎏) すしざんまい
  • 2015年 451万円(180.4㎏) すしざんまい
  • 2014年 736万円(230㎏) すしざんまい
  • 2013年 1億5540万円(222㎏) すしざんまい
  • 2012年 5649万円(269㎏) すしざんまい
  • 2011年 3249万円(342㎏) 銀座久兵衛と板前寿司
  • 2010年 1628万円(232㎏) 銀座久兵衛と板前寿司
  • 2009年 906万円(128㎏) 銀座久兵衛と板前寿司
  • 2008年 607万円(276㎏) 板前寿司
  • 2007年 413万円(206㎏) すしざんまい

2018築地の初競りは見学できる?

  • 見学できない

年末年始の業務繁忙期のため見学者エリアはこの時期閉鎖されている。見学再開は1/15から。

初競りマグロはなぜ高いの?

初競りマグロが高いのは、

  • ご祝儀価格だから
  • 競り落とすと有名になれる宣伝の側面があるから

初競りの価格はたいていマグロに限らず高い。景気づけの意味もあるそうであるが、実際高くても、初物はよく売れるし、買いたい心理も理解できるだろう。
そして何より、宣伝効果が大きい。特にマグロの場合は、全国で報道され、時には海外でも報道されるくらい世間の注目度が高い。これを広告費に置き換えたら、と考えるとナットクな額なのではないだろうか。

大間のマグロはなぜ高いの?

マグロはいろいろあれど、最高値がつくのはいつも大間のマグロだが、それはなぜか。
ざっくり言って

  • 最高級天然クロマグロだから
  • 一本釣りだから
  • とにかくおいしいから

大間のマグロとは、青森県大間町で水揚げされるクロマグロのことで、高級ブランドとして知られている。

大間町はここ。

f:id:uwanosorajikenbo:20180101141550p:plainhttp://www.aomorimaguro.jp

高値が付く大間マグロは、一本釣りでつられたもの。大間崎の前沖では、潮の流れが複雑なため、トローリングやダンプ流しと言った漁法は不向きで、延縄漁と一本釣りが行われている。
一本釣りではソナーで見つけたマグロの群れに餌をつけた針を投入し釣りあげる。マグロの一本釣りには高いスキルが必要なのはもちろん、何か月も釣れないこともある。そしてなにより命の危険がいつも隣り合わせである。一本釣りのマグロは、釣った後も、迅速なシメ方や鮮度管理が徹底され、高級ブランドとして世界に名をはせている。

築地初競りマグロを釣った漁師の取り分は?

初競りのマグロは、産地の市場を経ずに、漁師から直接築地市場に出荷という形をとるそうである。

すると、落札額すべてが漁師のものかと言うと、市場の手数料、漁協の取り分、梱包運送などの配送コスト、税金などの経費がいろいろかかるので、最終的には6~7割が手元に残る額なのだという。

初競りのマグロは、普段とは違う特別な高値が付く。いわば新年の祝儀価格である。とはいえ、漁協で山分けするのではなく、6,7割とはいえ漁師が大半を手にすることができるのだそうである。

今年は昨年末399キロのクロマグロが大間で水揚げされたと報道されている。200キロで大ぶりと言うそうだから、これは超大物。過去最大は1994年の440キロだそうである。いったいどんな値が付くのか楽しみである。

 

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まとめ

2018年の築地のマグロの初競りは、1/5(金)。初競りには、多くのマグロが入荷され、それを購入したいろいろなお寿司屋さんなどで提供される。とくにニュースになるのは最高値を記録したマグロで、ここ6年はすしざんまいが落札してきた。そして最近のライバルはすし好や元気寿司。今年はどうなる?