ルビーチョコとは?なぜピンク色で産地は?
ネスレジャパンが、世界に先駆けて第4のチョコレート、ルビーチョコを発売するという。ルビーチョコはピンク色のチョコレートだが、今までのピンクのチョコと何が違うの?産地はどこ?
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- ルビーチョコとは?
- 第4のタイプってどういう意味?
- なぜピンク色なの?
- ルビーチョコの原料は?
- ルビーカカオの生産地は?
- ルビーカカオのキットカットの商品名は?
- キットカットのルビーチョコはどこかお店でも買えるの?
- キットカットショコラトリーの場所は?
- 開発会社バリーカレボーについて
- まとめ
ルビーチョコとは?
barry-callebaut.com
ルビーチョコとは、ピンク色でベリーの風味がある新しいチョコレート。ルビーの名はその開発者バリーカレボーというチョコ会社によってつけられた。
ルビーチョコの特徴は、
- バリーカレボー(Barry Callebaut)というスイス・チューリッヒの業務用チョコ会社が発表した
- 天然でピンク色のチョコ
- 着色や香料などの添加なしだが、天然でフレッシュなベリーの風味がある
- 第4のタイプのチョコレートで今までにない味とスムーズな舌触り
第4のタイプってどういう意味?
- ダークチョコ、ミルクチョコ、ホワイトチョコに続く4番目のチョコ
と言う意味。ルビーチョコの前に発売になったのは、ホワイトチョコで、約80年前だそうである。
ルビーチョコは、今までわたしたちが知っているチョコレートの色以外にも苦みやミルク風味や甘さや舌触りとは全く違った新しいタイプのチョコであるから、第4のタイプなのだだそう。
なぜピンク色なの?
- 天然でピンク色
なのだそう。
バリーカレボー社の約10年にわたる研究で、この色を引き出す製法が生み出されたと言っている。色の秘密はカカオ豆からチョコレートにする過程にある。というのも原料は特別な種類ではないとも発表しているから。
ルビーチョコの原料は?
ルビーチョコのの原料は、
- ルビーカカオ豆
バリーカレボーによるとそう名付けているが、これまでもチョコレートにしてきたカカオ豆と同じもので遺伝子操作などは行ってないとしている。ルビーチョコを作るのに適したカカオ豆があって、加えてその豆からこの色や風味を引き出す「アンロック」という製法でチョコにすることで、ルビーチョコの色と風味が実現している。
アンロックの技法については企業秘密だという。
外部のチョコの専門家によると、チョコを作る過程で発酵させない、酸性化するなどの処置がされているのではないかと言われている。
ルビーカカオの生産地は?
バリーカレボー社によると
- 世界中のいろいろな地域で作っている
コートジボワールやエクアドル、ブラジルなどでつくられている。
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ルビーカカオのキットカットの商品名は?
今回発売されるルビーカカオのキットカットの商品名は、
- キットカット ショコラトリー サブリム ルビー
ちょっと長い名前。
賞品はこれ。
nestle.jp
1本432円で、1/19(金)~25(木)の期間、1日販売数限定で発売。
写真は、ネスレジャパンのサイトの通販のもの。
このほか、1/26(金)~1/31(水)の期間には、ミルク、ビター、ホワイト、ルビーの4種が入った「バレンタインアソート」を先行予約販売する。
ところが、バレンタインアソートは、楽天のネスレサイトだと1/19(金)から予約開始している。楽天の販売リンクは↓↓。
【メーカー直販】キットカット ショコラトリー サブリム バレンタインアソート 5本【VD1801】
【メーカー直販】キットカット ショコラトリー サブリム バレンタインアソート 7本【VD1801】
賞品は2/1以降に発送される。
※追記11/6 今はもう普通に買えますね。432円。
海外のルビーチョコキットカットは安い!オーストラリアのスーパーで売ってたキットカットは2ドル!2019年のレートで150円くらい。
---1/6追記ここまで。
キットカットのルビーチョコはどこかお店でも買えるの?
ルビーチョコの商品は、通販以外に店舗でも販売される。
発売開始は、1/19(金)で、日本と韓国だけで世界に先駆けて販売される。
販売店舗は、
- キットカットショコラトリー
- バレンタイン用の期間限定ポップアップショップ
ネスレの独占販売期間は6か月で、その後はネスレ以外からも商品が発売されるそうである。
キットカットショコラトリーの場所は?
キットカットショコラトリーの所在地は、7か所。
- 東京・銀座 東京都中央区銀座3-7-2 オーク銀座ビル1・2階
- 東京・新宿高島屋地下1階 東京都渋谷区千駄ヶ谷5-24-2
- 東京・大丸東京地下1階ほっぺタウン 東京駅八重洲北口
- 東京・西武池袋本店地下1階 池袋駅東口
- 北海道・大丸札幌地下1階ほっぺタウン 北海道札幌市中央区北5条西4-7
- 愛知・松坂屋名古屋店本館地下1階 愛知県名古屋市中区栄3-16-1
- 大阪・大丸梅田店地下1階 大阪駅南側
開発会社バリーカレボーについて
ここまで何度も出てきた、ルビーチョコの開発社、バリーカレボーについても調べてみた。
バリーカレボーは、
- 世界最大のカカオ生産者で精製者で年間生産量は約170万トン、世界シェア約25%
- 1996年創業
- ベルギーチョコのカレボーとフランスのカカオバリーが合併して誕生した
- 本拠地ははスイスのチューリッヒで世界の30か国以上で商売をしている多国籍企業
- 業務用のチョコレートを生産している
- 年間売り上げは約68億スイスフラン(約7900億円)
- カカオ農園は所有していない
- 日本のオフィスは東京品川区大崎、工場は群馬県高崎市
会社のロゴは、
barry-callebaut.com
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まとめ
ルビーチョコは、ルビーカカオ豆からつくられた、天然でピンク色のチョコレートである。ルビーカカオ豆は世界各地でつくられていて、これまでもカカオ豆として存在していたもので特別な遺伝子操作で作ったものではない。
ルビーチョコは、スイスに本拠を置く業務用チョコレートの世界最大の供給者、バリーガレボー社が10年以上の歳月をかけて開発した技法により製造が可能となった新しいタイプのチョコレートである。
おまけ
ルビーチョコは、はやりのインスタ映えするとても魅力的な見かけを持っているが、開発者側が製法や原料を秘密にしていることで、嫌悪感を抱く専門家もいる。賞品発表時にテイスティングした人たちの感想では、チョコレート独特の風味がほとんどないそうである。これは主に発酵するという過程がないためと考えられ、経営的にはコストカットになる。また、原料がわからず、カカオバターの比率なども明確にされていないため、質が良くないとされる原料を使っている可能性もないとはいえない。よって利益だけが大きく優先され、チョコレート業界が築いてきたチョコの品質を損なうことになるのではないかと懸念されている。