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平昌五輪金メダルの値段はいくら?銀メダルや銅メダルよりも高い?

オリンピックのメダル、それは誰もが手に入れられるものではないプライスレスなもの。とはいえ、価値のつけられないそのメダルは他の見方をするとき、例えば金属として、例えばコレクターの手に渡るときの取引額はいくらになるのだろう。
平昌五輪のメダルの価格について調べた。

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olympic.org

 

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平昌五輪金属材料としてのメダルの価値

国際オリンピック委員会によると、メダルの重さと組成は次のようになっている。

  • 金メダル:586g、純度99.9%の銀製メダルに24カラット6gの金メッキ
  • 銀メダル:580g、純度99.9%の銀製メダル
  • 銅メダル:493g、銅90% 亜鉛10%

メダルの大きさは、直径92.5㎜

というわけで、重さとしては金メダルが一番重い。そして銀メダルに金メッキが施されたものが金メダルである。金メダルはもともとは全部金でできていたそうであるが、1912年のストックホルム大会から金メッキになった。

さて、この重さを、金銀銅の市場価格で計算してみると次のようになるそうである。express.co.ukより引用。2/14の価格。

  • 金メダル:577ドル
  • 銀メダル:320ドル
  • 銅メダル:3.5ドル

銅メダルだけめちゃくちゃ安い。。

日本円にすると、

  • 金メダル:約62000円
  • 銀メダル:約34000円
  • 銅メダル:約375円

これが材料としてのいわば原価であるが、実際の原価はそれにデザイン料や作る人の人件費などがかかるであろう。
ちなみに平昌のメダルをデザインしたのは、韓国のデザイナー、Lee Suk-wooさん。メダルは、韓国の伝統的な家屋の韓屋をモチーフにした木製の専用ケースがついてくる。ということは、この木箱代も原価に入るのかな。木箱の価格は不明であるが。

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forbes.com

メダル獲得の際の報奨金については↓。

uwanosorajikenbo.hatenablog.com

平昌五輪のメダルのコレクター価格

世界最大規模のスポーツコレクションのオークション会社、ヘリテージ・オークションによると、現在オークションで取引される金メダルの価格は、

  • 2万ドル~5万ドル(210万円~540万円)

であるという。

銀メダルは、

  • 1万ドル~3万ドル

銅メダルは、

  • 1万ドル以下

当然のことながら、金メダルがやっぱり一番高い。有名選手のもののほうが高い。そして銀や銅でも有名選手のものだと高額になるんだそうである。RRオークションという会社の話によると、有名ではない選手の金メダルは1万ドル程度の時も多いらしい。

冬季五輪のメダルでは、1980年のアイスホッケー、マーク・ウェルズ選手のものが、 31万700ドルの価格が付いたという。通常の6~15倍である。

また、夏季五輪のほうが一般的に有名選手も多く、2013年には陸上のジェス・オーウェンス選手の1936年のものが147万ドル(約1億5000万円)という破格の値が付いた。

 

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平昌五輪のメダルはいくつある?

オリンピックのメダルは、貴重品である。毎回その大会だけのデザインが施されていて、必要な数しか生産されない。

平昌五輪の種目数は102個。史上初めて100個を超えた。メダルの数は、ホッケーや団体競技などで複数人でメダルを獲得するものもあるので、用意されたメダル数は

  • 259セット

である。

 

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まとめ

平昌五輪の金メダルの価格は、材料としては約6万2000円。銀や銅メダルより金メダルが高額である。オークションに出されるとその希少価値から数万ドルの値段が付くこともある。有名選手のメダルは高額で無名の選手のメダルは1万ドル程度ということも多い。銀メダルや銅メダルでも、有名選手のものなら、無名の選手の金メダルよりも高値が付く。

おまけ

普通の人でもレプリカは手に入る。


ピョンチャンオリンピック レプリカ金銀銅メダル3種セット 平昌五輪 種目なしタイプ

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