スノボのビッグエアとは？ルールや採点方法【平昌五輪】日本代表選手や放送予定も

平昌五輪から新しく採用された種目に、スノーボードのビッグエアがある。ビッグエアとはどんな競技なのか、そのルールや採点

スノーボードビッグエアとは

まずは、岩渕選手が出ている国際スキー連盟の動画を見てみよう。スノーボードのビッグエアはこんな感じの競技である。

坂を滑り降りてジャンプ台へ向かい、ジャンプ台から高くジャンプしてその技を競う。空中で見せる演技がエアというわけだ。

ビッグエアでは、ジャンプした後回転する技を見せる。

ビッグエアはスキージャンプより少し小さいジャンプ台から飛ぶ。平昌のジャンプ台は、最高傾斜40度で49m。世界一大きいビッグエアのジャンプ台だそうである。

スノーボードビッグエアのルールや採点方法

予選と決勝がある。
決勝に進めるのは12名。
決勝のジャンプ順は、予選の得点が低い方からで、最後が最高点だった選手。
予選では2回滑って高いほうの得点が採用される。
決勝では3回滑って、高いほうから2回分の合計得点で順位が決まる。
その2回は違う方向のスピンをしないといけない
スピンには、フロントサイド、バックサイド、スイッチフロントサイド、スイッチバックサイドがある
もしも同じ方向を2回以上飛んだ場合は高得点の方だけが採用される
審判は6人で最高点と最低点を除いた4人の平均点が得点
一人100点満点で採点
採点の基準は、D-E-A-Lの4つ。
DはDifficulty(難易度)で、技の技術的な難易度。より回転したほうがより難しい。ほかの選手とは違った技のほうが難しいなど。
EはExecution(完成度)飛び立ってから着地するまで全体によくコントロールしていること。
AはAmplitude(大きさ)ジャンプが大きすぎても小さすぎてもだめでスイートスポットに着地しないといけない。
LはLanding(着地)で、美しく着地しなければいけない。スピンしたり手で引きずったりしてはいけない。
選手はできる限りグラブをしなければいけない
グラブはボードをつかむことで、どちらの手でどこをつかむか足を延ばすかなどで名前がついている。インディ、ミュート、メランコリー、ステイルフィッシュなどなど。
天候などのコンディションが良ければ回転は、1440°・4回転フル、1620°・4.5回転が見られる。女子は1080°・3回転。
スイッチとは、軸足を変えること。

スノーボードビッグエア日本代表選手

※結果を追記

男子

大久保勇利　決勝進出ならず
国武大晃　決勝進出ならず

女子

鬼塚雅　結果8位　119.00
藤森由香　　7位　122.75
広野あさみ　決勝進出ならず
岩渕麗楽　4位　147.50

スノーボードビッグエア日程と放送予定

男子

2/21(水)	9:30	予選1-1回目	フジ	NHKBS1録画12:10～
	10:00	予選1-2回目
	11:45	予選2-1回目
	12:17	予選2-2回目
2/24(土)	10:00	決勝1回目	テレ朝	NHKBS1録画18:20～
	10:30	決勝2回目
	11:00	決勝3回目

女子

※追記悪天候と強風の予想で、決勝は22日に前倒しされた。

2/19(月)	9:30	予選1-1回目	NHK総合9:20~	NHKBS1録画23:50～
	9:53	予選1-2回目
	11:40	予選2-1回目
	12:03	予選2-2回目
2/23(金)	9:30	決勝1回目	NHK総合9:20~	NHKBS1録画15:50～ NHKBS1録画2/24 2:00～
	10:00	決勝2回目
	10:30	決勝3回目