ワールドカップの試合のユニフォームの色の決め方【サッカーロシアW杯】
サッカーの各国の代表チームは、2種類のユニフォームを用意することが義務付けられている。それは紛らわしい色同士のユニフォームで試合をしないようにするためであり、通常はホーム用とアウェー用と呼ばれているが、ワールドカップでは、ホスト国以外みんなアウェーだ。試合のユニフォームの色はどうやって決められるのだろう。
sponsored link
ワールドカップの試合のユニフォームの色の決め方
■ロシアワールドカップのユニフォームは各国新調
ロシアワールドカップ本大会用のユニフォームは、各国とも新しいデザインのものを発表した。各国ともその国の文化や特徴や思いを象徴した色や模様が施されている。
■ワールドカップのユニフォームはホーム用やアウェー用と言わない
ロシアワールドカップの規則によると、ユニフォームの上下とソックスを合わせて「キット(kit)」と呼んでいて、
- 公式(official)
- 予備(reserve)
の2色を用意するようにと決まっている。この2色は原則一方が暗い(濃い)色のもので一方が明るい色のものでなければならない。また、ゴールキーパーには違う色のものを3色用意しなければならない。
■試合のユニフォームの色の決め方
試合のユニフォームの色は、
- 原則公式の色のもの
を着ることになっている。
しかしながら、対戦チーム同士のユニフォームの色が紛らわしいと思われる場合は、予備の色を使う。必要なら公式と予備の上下とソックスを組み合わせて使う。
変更が必要な場合は、予選では原則ホスト国が公式を着て、アウェーのチームが色を変えている。
本大会においては、
- グループステージの各試合で着るユニフォームについては、大会約2か月前に、FIFAが各チームに通達する
と規則に書いてある。原則としてチームAが公式、チームBが変更だが、必要なら両チームとも上下とソックスの組み合わせになることもある、とも書いてある。チームAとBとは、おそらく、FIFAのスケジュールで左側に書いてあるほうのチームがAで右側がBかと思うが確証が見つからなかった。
まとめると、試合のユニフォームの色は原則公式のもの。ただし色が紛らわしい場合には、変更され、それはFIFAが決める。
ちなみに今回の日本代表の公式のシャツは海外では評価が高い。
アディダス サッカー日本代表 2018 ホーム レプリカユニフォーム 半袖 KIDS 【adidas|アディダス】サッカー日本代表ジュニアレプリカウェアーdrn90-br3644
予備は白。さわやか。
アディダス adidas サッカー 日本代表 2018 アウェイ レプリカ 半袖 ユニフォーム DTQ67 BR3627 クリアGRY/WHT メンズ・レディース
そしてあっという間に売り切れたと話題になった話題のナイジェリアのユニフォームこちら。
You guys Nigeria has the best uniforms. They sold out in 15 minutes 😭😭😭 #FifaWorldCup18 #worldcup #nigeria #uniforms #nike #vapormax #acornym #design pic.twitter.com/S2xt80e0fS
— Das Coop (@CooperTroop3r) 2018年6月22日
■おまけ
ワールドカップ用のユニフォームは、FIFAによって実に細かいデザインの決まりがたくさん決められている。
それはたとえば、ノースリーブ禁止、つなぎ禁止など分かりやすいものから、色は4色までとか、背番号の大きさ、名前の選び方や書き方、ロゴの位置と大きさ、エンブレムの種類や位置、スポンサーの付け方、などなどとても細かく104ページにわたっていて、また、毎回変わってもいて、ユニフォームを提供するスポーツブランドは頭が痛いのだという。
一時は上下とソックスまで1色だったこともあるが、それはとても評判が悪く、チームを分かりやすくする、という目的には意味がないということでなくなったという。
サッカーワールドカップは世界中の実に多くの人が観戦するイベント。ユニフォームについても大きな関心が集まるし、何より経済的効果に大きな影響がある。やっぱりなんでも見た目は大切なんだなあ。
関連記事:
uwanosorajikenbo.hatenablog.com
uwanosorajikenbo.hatenablog.com
uwanosorajikenbo.hatenablog.com