オリンピック独立参加選手団と難民チームの違い
リオ五輪の開会式、ステキでしたね。
選手入場の時に、どこの国も代表していないオリンピックの旗を掲げたチームが2つあった。
一つはIOA「オリンピック独立参加選手団」、もう一つは、ROT「オリンピック難民チーム」。
この2つのチームは何が違うのだろう。
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オリンピック独立参加選手団
オリンピック独立参加選手団は、略してIOC(Independent Olympic Atheletes)。
こちらのチームだ。
The Independent Olympic Athletes enter the stadium. LIVE on Seven & app (https://t.co/zZ3mztbRwM) #7Olympics https://t.co/zmbrDWm3yZ
— 7Olympics (@7olympics) 2016年8月6日
”オリンピック独立参加選手団がスタジアムに入場”
このチームに参加する理由はいろいろで、国際オリンピック委員会(IOC)からの資格停止、国がなくなってしまった、国が国際的に認められていない、国籍がなくなってしまった個人など国を代表できない状況にある選手が個人として参加するチームである。
今年はIOCから資格停止を受けているクウェートの選手などが参加している。
参加選手は9名。以下の選手。
出典:rio2016 ahteletes - Google Search
国旗の代わりに五輪旗が、国家の代わりに五輪賛歌が使用される。
オリンピック難民チーム
オリンピック難民チームは、略してROT(Refugee Olympic Team)。
難民チームは今回初めての登場。国際問題となっている難民問題への働きかけの一環であり、十分な環境がない難民となっている選手を支援し、世界のすべ絵の難民に希望のメッセージを送ろうと構成されたチームである。
参加選手は10名。南スーダン、シリア、エチオピア、コンゴ民主共和国から参加している。
出典:http://www.japanforunhcr.org/archives/9293
出典:rio2016 ahteletes - Google Search
Almost time!! Opening ceremony march! #RefugeeOlympicTeam pic.twitter.com/HFMjJiqXPB
— Refugee Olympic Team (@RefugeesOlympic) 2016年8月6日
国旗の代わりに五輪旗が、国家の代わりに五輪賛歌が使用される。
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まとめ
オリンピック難民チームには、自国の情勢により難民となっている、南スーダン、シリア、エチオピア、コンゴ民主共和国からの選手たちが参加し、独立選手団には、難民ではなくても国を代表できない状況に陥っている選手が参加しているチームである。
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