米アカデミー賞2017の賞金や賞品は？ギフトバッグの中身はこれだ

米アカデミー賞授賞式といえば、世界中で報道される一大イベントであるが、受賞者の賞金や賞品はどうなっているのだろう。
何やらとても贅沢なギフトバッグなるものの中身が毎年話題となっているが2017年はどうなっただろうか。
確か2016年に訴訟沙汰になっていたような。。
2017年米アカデミー賞の賞金や賞品、そしてギフトバッグの中身について調べた。

米アカデミー賞2017の賞金

米アカデミー賞の賞金は、

ない。

アカデミー賞で賞金は一切出ないのだ。
とはいえ、受賞することで、その後仕事での収入が大きく上昇することになる。

米アカデミー賞2017の賞品

米アカデミー賞の賞品や副賞は、

オスカー像

のみ。

アカデミー賞受賞者がもらえるのは、名誉とオスカー像のみなのだ。

アカデミー賞風トロフィー　　オスカー像風

ギフトバッグとは何？賞品じゃないの？

アカデミー賞のギフトバッグといういう方が問題ではあるのだが、ギフトバッグは、

アカデミーが支給している賞品ではない。

現在のギフトバッグはアカデミーが贈呈する公式のものではなく、マーケティング会社が配っている非公式なおみやげのことである。

中味は高額な商品やサービスから試供品や化粧品など企業がこぞって有名人に使ってもらって自社の広告にしようとお金を払って提供しているもの。

また、このギフトバッグは、受賞者がもらえるのではなく、一部の候補者とホストに配られるものである。
その一部の候補者とは、

主演男優賞
主演女優賞
助演男優賞
助演女優賞
監督賞

の各候補者である。

ギフトバッグは、アカデミー側が支給している賞品ではないという点がポイントであるが、ギフトバッグは賞品であるどころか、昨年2016年にアカデミーは、高額ギフトバッグを配るロサンゼルスのマーケティング会社、ディスティンクティブ・アセッツを訴えている。

アカデミー賞のギフトバッグということでまるでアカデミー側が支給しているように世間で誤解されるおそれがあるから、であるという。昨年のギフトバッグの中身の一部について、アカデミーの品位にかかわるとして我慢ならなくなったことや、白人至上主義や差別主義、コマーシャル主義、贅沢主義などのイメージを回避したい思惑もあったらしい。

そもそも、ギフトバッグはアカデミーが無報酬である授賞式の演者やプレゼンターに贈っていたのであるが、アメリカ国税局が税金を課したため取りやめたという過去もある。

現在、両者は決着がついて、ディスティンクティブアセッツはこれからもギフトバッグを配り続けることになり、2017年も配っているわけであるが、アカデミーのトレードマークは使わないことやアカデミーとは関係ないものであるという注意書きを発表することなどが条件となっている。

しかしながら、アカデミー賞の候補者だから受け取ることができるものであることも確かなのである。