モーグルとはどういう意味でルールは?フリースタイルスキー【平昌五輪】日本選手と競技日程も
冬季オリンピックのスキー競技のひとつにフリースタイルスキーがあり、その中にモーグルという種目がある。
モーグルとは何語でどういう意味なのか。モーグルのルールや採点方法は?
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モーグルは何語で意味は?
「モーグル」という種目は、世界中で「モーグル」と呼ばれているので、もはや何語ともいえないかもしれない。が、その語源を調べてみると、
- ノルウェー語のMogulで雪のコブという意味
- ドイツ・バイエルン語のMugelで土手や小さい丘の意味
というのが見つかった。
とてもざっくり言うとヨーロッパの北の方で地面のコブのことを意味する言葉。
フリースタイルスキーのモーグルとは
フリースタイルスキーのモーグルとは、ぼこぼこが連続する雪の斜面をスキーで滑走する競技で、コース中の2か所のジャンプセクションで、エアと呼ばれるジャンプの演技をする。滑走のターンとエアの技術芸術性にスピードを加えた点数を競う。
次の動画はオリンピックの公式チャンネルにあるソチオリンピックの男子モーグル競技の模様。
モーグルのルール
■採点
モーグルは、滑走しているときのターンと途中の2回のジャンプ(エア)が採点され、それにスピード点を加えて点数で判断する。
- ターン技術点60% ターンジャッジ5名が審査
- ジャンプ(エア)点20% エアジャッジ2名が審査
- スピード点20%
ターン点の採点基準は、コブのまっすぐなラインを滑っているかどうか、カービングターンの質、下半身を使った吸収動作と上半身のバランスである。
5名のターンジャッジの点数のうち、最高点と最低点は除かれ、中間の3名の点数の平均を点数とする。
ジャンプ(エア)には規定の技があり、難易度も決まっていて、ジャッジの採点に難度点をかけて点数となる。
■試合形式
平昌五輪では、予選2ラウンド、決勝3ラウンドが行われる。
決勝に進出できるのは20名。
予選は、1回戦で10位タイまでが決勝進出、2回戦では残りの選手で残り枠を争う。
決勝では、2回戦に進出できるのは12名、3回戦に進めるのは6名。予選の得点は決勝には持ち越さない。
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■コース
モーグルのコースは雪のぼこぼこ(コブ)が続く急斜面で、特徴は、
- 平均傾斜28度
- 標高差110m
- 全長250m
- 幅最小18m
- 2つのジャンプセクション
平昌五輪モーグルに出場する日本選手と競技日程
男子 | 堀島行真 | 2/9(金)11:45予選1 2/12(月)19:30予選2、21:00決勝1、21:35決勝2、22:10決勝3 |
遠藤尚 | ||
原大智 | ||
西伸幸 | ||
女子 | 村田愛里咲 | 2/9(金)10:00予選1 2/11(日)19:30予選2、21:00決勝1、21:35決勝2、22:10決勝3 |
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まとめ
フリースタイルのモーグルとは、その語源である雪のコブが続く斜面をスキーで滑走し、その滑りやジャンプのジャッジによる技術芸術点とスピード点の合計を争う競技である。平昌五輪では、予選と決勝が行われる。
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