全仏オープン2018賞金とポイント【テニス】一覧も
テニスの全仏オープン2018は、テニスの最高峰グランドスラム、四大大会の年間第2戦である。グランドスラムでは、賞金もポイントもテニス大会の最高峰である。そしてかつ毎年上昇を続けている。全仏オープンの公式サイトでは、今年の賞金額はシングルスで前年比10%増、特に予選と1回戦敗退者で増加率が高くなっていると発表している。
全仏オープンテニス2018の賞金とポイントについて調べた。
rolandgarros.com
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全仏オープン2018優勝賞金
テニスのグランドスラムでの賞金額は、「男女同額」である。また、開催地がフランスで運営がフランステニス連盟(FFT)であるため単位はユーロ。
2018年の優勝賞金は、最も高額なシングルスが、
- 220万ユーロ 約2億8000万円 昨年比4.76%増
ダブルスでは、
- 56万ユーロ 約7200万円 3.7%増
混合ダブルスは、
- 12万ユーロ 約1500万円 1.69%増
混合ダブルスとシングルスでは実に18倍以上の差がある。ダブルスはペアでの額であるから、一人当たりにすれば36.6倍以上違っている。また、上昇率においても、シングルスが最も大きい。これは種目によっての人気の差と言えようか。
全仏オープン2018優勝ポイント
優勝ポイントは、男女、シングルス、ダブルスを問わず
- 2000ポイント
ただし、混合ダブルスにポイントはなく、準優勝以下では男女で統轄組織が違うためポイント数も違う。
全仏オープン2018賞金総額
全仏オープン2018の賞金総額は、
- 3919万7000ユーロ 約50億円
昨年2017年は、3600万ユーロであった。総額では約8.88%の増額である。
また、今年すでに行われたグランドスラム第1戦の全豪オープンの賞金総額は、
- 5500万豪ドル 約48億5000万円(1月当時のレート)
この額を今日のレートで、豪ドルからユーロに変換すると約3560万ユーロになり、逆に3919万7000ユーロを豪ドルに変換すると約6060万豪ドルとなることから、2018年の賞金は全豪より全仏が数億円の高額ということになる。
ちなみにシングルスの優勝賞金を比較すると、全豪が400万豪ドルで日本円では3億越えと全仏よりも高額になる。配当の仕方が両大会で異なっている。
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全仏オープン2018賞金一覧
フランステニス連盟の発表では、今年、特に1回戦や予選での増加率が大きいことが強調された。賞金と増加率を一覧にした。
シングルス
賞金(ユーロ) | 日本円 | 2017年比 | |
優勝 | 2,200,000 | 約2億8000万円 | 4.76% |
準優勝 | 1,120,000 | 約1億4000万円 | 5.66% |
準決勝 | 560,000 | 約7200万円 | 5.66% |
準々決勝 | 380,000 | 約4900万円 | 11.76% |
4回戦 | 222,000 | 約2800万円 | 11.00% |
3回戦 | 130,000 | 約1700万円 | 10.17% |
2回戦 | 79,000 | 約1000万円 | 12.86% |
1回戦 | 40,000 | 約500万円 | 14.29% |
予選勝者 | ー | ||
予選3回戦 | 21,000 | 約270万円 | 16.67% |
予選2回戦 | 11,000 | 約140万円 | 22.22% |
予選1回戦 | 6,000 | 約77万円 | 20.00% |
上昇率を見ると、確かに優勝賞金で一番低く、下位に行くほど大きくなっている。最大は、予選2回戦の22.22%。2割増し以上とは大きい。
1回戦出場で、14.29%増。とはいっても優勝賞金はその55倍で大きな格差があり、夢があるというべきか、厳しい世界というべきか、はたまたとても現実的ということか。
ダブルス
優勝 | 560,000 | 約7200万円 | 3.70% |
準優勝 | 280,000 | 約3600万円 | 3.70% |
準決勝 | 139,000 | 約1800万円 | 5.30% |
準々決勝 | 76,000 | 約970万円 | 5.56% |
3回戦 | 41,000 | 約520万円 | 5.13% |
2回戦 | 22,000 | 約280万円 | 4.76% |
1回戦 | 11,000 | 約140万円 | 4.76% |
ダブルスの賞金の伸びは、最高が5.56%と大きくない。
混合ダブルス
優勝 | 120,000 | 約1500万円 | 1.69% |
準優勝 | 60,000 | 約770万円 | 1.69% |
準決勝 | 30,000 | 約380万円 | 3.45% |
準々決勝 | 17,000 | 約220万円 | 3.03% |
2回戦 | 9,500 | 約120万円 | 5.56% |
1回戦 | 4,750 | 約60万円 | 5.56% |
混合ダブルスでは、優勝賞金の伸び率が1.69%にとどまっている。最も高い1.2回戦での増加率5.56%は、男女ダブルスと同率である。
昨年の全仏オープン2017の賞金について詳しくはこちら↓。
uwanosorajikenbo.hatenablog.com
全仏オープン2018ポイント一覧
ポイントは優勝以外は男女で違っている。
シングルス
男子 | 女子 | |
優勝 | 2000 | 2000 |
準優勝 | 1200 | 1300 |
準決勝 | 720 | 780 |
準々決勝 | 360 | 430 |
4回戦 | 180 | 240 |
3回戦 | 90 | 130 |
2回戦 | 45 | 70 |
1回戦 | 10 | 10 |
予選勝者 | 25 | 40 |
予選3回戦 | 16 | 30 |
予選2回戦 | 8 | 20 |
予選1回戦 | 0 | 2 |
ダブルス
男子 | 女子 | |
優勝 | 2000 | 2000 |
準優勝 | 1200 | 1300 |
準決勝 | 720 | 780 |
準々決勝 | 360 | 430 |
3回戦 | 180 | 240 |
2回戦 | 90 | 130 |
1回戦 | 0 | 10 |
引用元は、rolandgarros.com。
レートは5/17グーグル調べ。
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まとめ
全仏オープン2018の賞金総額は、前年比約8.8%増の約50億円。最も高額なシングルスの優勝賞金は約2億8000万円、優勝ポイントは2000ポイントである。
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