サッカーW杯グループリーグ勝ち抜けの条件!決勝トーナメント進出のルール【ロシアワールドカップ】
サッカーのワールドカップ本大会は、グループリーグ、またはグループステージと呼ばれる1次ラウンドから始まり、このラウンドを勝ち抜けたチームによって決勝トーナメントまたはノックアウトステージと呼ばれる2次ラウンドが行われ、優勝国が決まる方式になっている。
第1ラウンドのグループを勝ち抜け、決勝リーグに残るチームはどのように決まるのか。その条件やルールについて調べた。
※6/25追記 日本はポーランド戦で引き分け以上なら勝ち抜け決定。負けた場合はセネガルvsコロンビア戦の結果と日本の得点次第。
※6/29追記 日本は決勝トーナメント進出!!ポーランド戦には負けたが、反則ポイント(警告ポイント)で日本がー4、セネガルがー6で日本が優先となった。
fifa.com
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サッカーW杯グループリーグの仕組み
現在行われているサッカーロシアワールドカップ本大会には、32か国の代表チームが出場している。
この32チームは、8つのグループに分かれて、グループリーグを戦う。
各グループはA~Hのグループ名が付けられていて、各グループは4チームで構成され、各グループの上位2チームが、グループリーグを勝ち抜け、決勝トーナメントに参加することができる。
グループリーグは、
- 総当たり戦
である。よって1チーム3試合ずつ、1グループでは6試合ずつ、合計48試合が行われる。
サッカーW杯グループリーグ勝ち抜けの条件
グループリーグを勝ち抜けるのは、
- 各グループ上位2チーム
■順位の決め方は?
グループ内の順位はどうやって決まるのか。順位が決まる条件は、
- 勝ち点
- 得失点差
- 総得点
どれも多いほうが上位。
勝ち点は、試合の勝敗で得られるポイントで、勝てば3ポイント、引き分けなら1ポイント、負けなら0ポイント。
得失点差というのは、得点(ゴール数)と失点(相手のゴール数)の差し引き。
総得点または得点とは、ゴール数。
■同点だったら?
ここまでの条件で同点のチームがあった場合は、
- 同点チーム同士の試合の勝ち点
- 同点チーム同士の試合の得失点差
- 同点チーム同士の総得点
- 警告のポイント(フェアプレーポイント、反則ポイント)
- 抽選
簡単に言うと、同点チーム同士の試合→警告のポイント→抽選。
警告のポイントとは、イエローカードとレッドカードで決まるポイントのこと。内容は、
- 1イエローカード:マイナス1ポイント
- イエローカード2枚でのレッドカード:マイナス3ポイント
- 1発退場のレッドカード:マイナス4ポイント
- イエロー&1発退場レッドカード:マイナス5ポイント
そして最後は、FIFAによるくじ引きで決定される。
■全試合引き分けだったら?
グループステージでは、”引き分け”という結果ももあるが、その場合はどうなるのだろう。
同じ引き分けでも、点数が入った引き分けなら、”得点”つまりゴール数が多いチームが順位が上位となる。
では、全試合0-0の引き分けだったら?
その場合はイエローカードやレッドカードによって順位が決まる。
そして、警告ポイントもすべて同点だった場合は、抽選、ということになる。
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まとめ
サッカーワールドカップのグループステージを勝ち抜け、決勝トーナメントに進出するには、グループ内で1位か2位にならなければならない。順位決定の条件はポイント化されていて、勝ち点が多いこと、失点が少ないこと、得点が多いこと、そして警告が少ないこと、でこの順番に優先される。それでも最終的にポイントが同じだった場合には、抽選で順位が決まる。
参考:fifa.com
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