ペナルティキックの長さはゴールから何メートルの距離?【サッカーロシアワールドカップ】
ペナルティキックまたはPKを蹴るときは、蹴る選手とゴールキーパーの一騎打ちといった様相だ。ペナルティキックをするときは、蹴る選手以外は全員、ボールが置かれた位置よりもゴールから遠い場所でゴールを見つめている。とてもゴールに近い場所から蹴るように見えるが、ペナルティキックを蹴る位置はいったいゴールからどれくらいの距離の場所にあるのだろう。
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ペナルティキックを蹴る位置
ペナルティキック(PK)の際に、ボールを蹴る位置、言い換えればボールを置かなければならない位置は決まっている。その場所の名を、
- ペナルティマーク
と呼ぶ。
サッカーのフィールド全体から見るとこの位置。
fifa.com
ゴールからの距離は、
- 11メートル(12ヤード)
”ペナルティマークは2本のゴールスポット間の中心点から11メートルのところに作られる”
a penalty mark is made 11m (12yds) from the midpoint between the goalposts
Laws of the Game 2017/18より
上の図のゴール部分を拡大するとこのようになっている。
fifa.com
グラウンド上ではこのように白くマークされている。
independent.co.uk
theclassical.org
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ペナルティキックの決まり
サッカー競技規則(Law of the game)によると、ペナルティキックをするときには次のような決まりがある。
- ボールはペナルティマークの位置に静止していること
- ペナルティキックを蹴る選手は明確に特定されなければならない
- 相手方のゴールキーパーは、ボールが蹴られるまで、ゴールスポットの間のゴールライン上で蹴る選手に正対しなければならない
- 蹴る選手と相手方キーパー以外は、ペナルティーマークから9.15m(10ヤード)以上離れ、ペナルティマークの後ろで、フィールド内で、ペナルティーエリアの外に、いなければならない
- 主審は選手たちが決まりに則った位置にいることを確認してから、蹴っていいと合図する
- ペナルティーキックは前に蹴らなければいけない。ボールが前に動くならバックヒールも許可する
- ボールが蹴られて明らかに動いた瞬間にインプレーとなる
- 蹴った選手は、他の選手がボールに触れるまでまたボールに触ってはいけない
- ボールの動きが止まった時、フィールド外に出たとき、主審が反則のプレーを止めたとき、ペナルティキックは完了する
なんか難しいけれど、簡単に言うと、ペナルティーキックは相手方のゴールに向かってゴールキーパー以外はだれにも邪魔されずに蹴るキック、ということ。
キーパー以外の選手たちはみな、こんなふうに後ろに立っている。
soccer-training-info.com
試合の勝敗が決まらない時に行われるPK戦は別として、試合時間中に行われるペナルティキックは、反則に対する罰則。よって反則された側のほうに有利に点数が入るような決まりになっている。
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