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サッカーでユニフォームを交換するのはなぜ?その後はどうするの?【ワールドカップ】

サッカーでは、試合後にユニフォームを交換している姿が見られる。いったいなぜ交換するの?どんな意味があるの?そして交換したあとはそのユニフォームをどうするの?


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サッカーでユニフォームを交換する理由

ユニフォーム交換の主な理由は、

  • 記念と相手へのリスペクトと友好を示すため

なのだそうである。あこがれの有名選手やチームへはもちろんのこと、負けた方の相手への気持ちも表す。

ユニフォーム交換は、今ではすっかり定着した習慣にどころか儀式と化していて、そんなに真剣に意味を考えることもないかもしれないが、ヒートアップした試合の後のその姿は、観客の気持ちを落ち着かせ、スポーツマンシップの幸福や一体感や美しさを振りまく象徴となっている。

交換を拒否すると、それらの気分を示したくないといった意味になることもあるのだが、ユニフォームはコストがかかっているから、弱小チームの場合は負担となってしまうこともあって問題なのだという。

また、現在では当然のごとく、有名選手のユニフォームを手に入れることが目的になったりもする。

それは転売してお金儲けをしようという悪いことばかりではない。弱小チームにとってはサッカーへの関心と資金を得る大事な機会になるし、有名選手にあこがれる子どもたちの才能を発掘し将来のサッカーの発展に寄与することにもなる。

 

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サッカーのユニフォーム交換の歴史

一番最初にサッカーでユニフォーム交換の記録があるのは、1931年。

フランスが初めてイングランドを破り、あまりにも喜んだフランスチームがイングランドに、ユニフォームをもらってもいいかと尋ね、イングランドチームが応じたという。

1954年には、ワールドカップ初のユニフォーム交換の記録がある。この時からワールドカップや重要な試合で、「記念に」という意味でユニフォーム交換が行われるようになっていく。

1962年にはヨーロピアンカップで、ベンフィカのエウゼビオ選手とレアルマドリードのディステファノ選手が交換。

1966年にはイングランドvsアルゼンチンでイングランドが勝利したにもかかわらず、監督のラム勢はアルゼンチンに不快感を示し、ハースト選手とゴンザレス選手が交換しようとしているのをさせなかった。これで両国の関係は最悪に。

そして4年後の1970年、現在に語り継がれる象徴的なユニフォーム交換があった。それはブラジルがイングランドを破ったメキシコW杯グループステージでの試合後のこと。ペレ選手とボビー・ムーア選手の交換。当時、引退間近なレジェンドであった両選手のユニフォーム交換の様子は、文化、人種、そして地理的な統一のシンボルとして世界中に配信された。


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交換したユニフォームはその後どうなる 

ユニフォームはまず洗うらしい。

なにせ汗だくだし汚れている。

その後、記念にとって置く選手が多いそう。

メッシ選手もコレクション。

”リオネル・メッシのユニフォームコレクション たくさんビッグネームがある” 

ピケ選手も。

”ほんとすごい...ジェラール・ピケのユニフォームコレクション”

弱小チームの場合には、チャリティオークションにかけて資金を集めることもあるという。

また、とあるイタリアの選手の家族は、先ほどの1970年W杯のペレ選手のユニフォームを3000万円以上で売ったそうであり、個人的に売ることもよくあるらしいし、プレゼントになることもあるそうである。

まとめ

サッカーで試合後にユニフォームを交換するのは、相手へのリスペクトや友好を示すため。交換したユニフォームは記念としてきれいに洗って取っておく選手が多いが、お金に変わることもある。

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