サッカーのオフサイドラインとはどの線? オフサイドトラップとは何?
サッカーにはオフサイドという反則があって、テレビでも聞くのだけれどイマイチわからない。オフサイドラインより後ろにいたらだめ、というけれどその線はどこにひいてあるのか。それに、日本のオフサイドトラップすごい、とか聞くのだけれどこれもいまいちわからない。
どちらも詳しくルールを聞くと余計わからないので、だいたいこのポイントがわかってたらいいのね、というところを教えてもらった。
fifa.com
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[:contens]
オフサイドラインとはどの線?
オフサイドラインは、
- 書いてない
オフサイドラインは、他の線のように白い線で書いていない。仮想のラインである。
仮想ラインの位置は、
- 守備側の後方から2人目のところ
- ゴールラインと平行にひく
オフサイドとオンサイドの区切りがオフサイドライン
サッカーには「オフサイド」と「オンサイド」がある。
簡単に言うと、「オン」サイドとはプレーしてよい場所のことで、逆にしてはいけない場所が「オフ」サイドである。
サッカーのオンサイドは、
- 自分たちの陣地+相手陣地の相手が最後の2人目のところまで
最後の2人目というのは、相手のゴール側から相手選手2人目まで、ということ。
例えば、次の図は、赤いほうのチームのオンサイドとオフサイドの例。
soccerstuf.comの図に加筆
オフサイドの位置でパスを受け取るとオフサイドの反則になる。ただオフサイドの位置にいるだけでは反則にはならない。
そしてこのオンサイドとオフサイドのエリアの区切りが、オフサイドラインである。
この位置は、選手が動くから刻一刻と変わる。
そのため判断が難しい。
芝生がゴールラインに沿ってしましまになっていることが多いが、オフサイドの目視にも役立っている。また、映像判定でも並行を補正して仮想ラインを映像に出す技術が取り入れられている。
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オフサイドトラップとは
オフサイドトラップとは、オフサイドの反則ルールを利用して、守備側のチームがオフサイドラインの位置を押し上げ、相手の攻撃選手を意図的にオフサイドの反則にする作戦である。
例えば上の図ならオフサイドライン当たりに並ぶ紺の選手が、全員一斉に赤の陣地方向に向かって走るとオフサイドエリアが大きくなる。現在オンサイドの位置にいる赤の選手を一斉に追い抜くとその選手はオフサイドの位置に置き去りにされてしまう。そこにパスされてきたボールに触ると、オフサイドの反則になる。
世界で話題になったロシアワールドカップセネガル戦での日本のオフサイドトラップをツイッターから引用した。
🇯🇵🇸🇳
— Betting Guru (@BettingGuruTeam) 2018年6月25日
Japan pulled off the perfect offside trap#JPN #SEN #JPNSEN #WorldCup #WC2018 pic.twitter.com/XcRsEwGm52
”日本の完璧なオフサイドトラップ”
このようなバルセロナのオフサイドトラップもあった。
While the world is drooling over the offside trap by #Japan , @FCBarcelona perfect the offside trap years ago! 🔥#WorldCup #WorldCup18 #WorldCupRussia2018 #japanvssenegal #JAPvsSEN #JapanVSenegal #offsidetrap @PSG_English @FIFAWorldCup @FIFAcom @ChampionsLeague pic.twitter.com/wpcC7k7qPT
— indifoot (@indifoot) 2018年6月25日
”世界が日本のオフサイドトラップによだれをたらしてるけど、数年前のバルセロナのもパーフェクトだよ”
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まとめ
サッカーのオフサイドラインとは、相手陣地のゴールから2番目の位置にいる選手の位置に引かれる見えない線で、プレーをしてよいエリアとしてはいけないエリアの境界のこと。このルールを利用して意図的に相手をオフサイドにしようとする作戦がオフサイドトラップである。
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