ラグビーはなぜラグビー？名前の由来や意味

スポーツのラグビーは、なぜラグビーと呼ばれるのか。名前の由来や言葉の意味について調べた。

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オンラインの語源由来辞典によると、ラグビーの由来は、

1823年にこの学校で行われたフットボールの試合中に生徒ウィリアム・ウェブ・エリスがボールを抱えて走ってしまったのが起源というのが定説とある。ちなみに定説であるが事実かどうかは不明である。

とはいえ、ラグビーワールドカップの優勝トロフィーをウィリアム・ウェブ・エリス・カップという。

では、このラグビー校はどこにあるのか。

ラグビー校は、イギリス中部のウォリックシャー州のラグビーという町にある。地図で見るとイギリスのここ。

グーグルマップより

ラグビー校は1567年創設の有名なパブリックスクール。イギリスのパブリックスクールは伝統ある私立の中等学校のことである。

というわけで、ラグビー校のラグビーは、学校のある町の名前である。

ではラグビーという町の名前はどういう意味なのか。

英語の語源論によると、もともとのラグビーという町は、そのあたりを流れるエイボン川を見下ろす丘の上のアングロサクソン系の人々の農業集落であった。

その町の名前は、Hrocaberg→Rocheberie→Rokeby→Rugbyと変わってきた。Hrocabergの意味は

であるそう。

1086年の記録にRocheberieと出てきて、13世紀ごろにはRokebyと綴られるようになっていて、その後Rugbyと綴るようになったということである。

スポーツのラグビーは、イギリスのラグビーという町にある有名校、ラグビー校が名前の由来。ラグビーという町の名のもともとの意味は、Hrokaの丘の要塞。

おまけ

ラグビーという町の言葉の変わり方は、デンマーク語などの影響を受けていて、英語風に変化したらRockburyとなっていたかもれないそう。

個人的には、ロックバリーよりラグビーのほうが、短くて覚えやすい音感に感じます。ロックバリーだったら名前に採用されてなかったかもですね。

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