スエズ運河で座礁したエバーギブンの位置と行先
スエズ運河で2021/3/23に座礁したコンテナ船エバーギブン号は、スエズ運河のどのあたりで座礁したのか。どこへ向かっていたのか。
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スエズ運河で座礁したエバーギブンの位置
エバーギブン号が座礁したのは、スエズ運河の南側で、紅海側の入り口からおよそ6㎞付近。
vesselfinder.comから地図を引用します。矢印は筆者。
スエズ運河は、一方通行で、途中にある湖とバイパスの4か所ですれ違う以外では、順番に方向を交代する。
エバーギブン号が座礁している辺りにバイパスはなく、1本であるため、スエズ運河全体が通行できなくなっている。
スエズ運河で座礁したエバーギブンの行先
エバーギブン号が向かっていた先は、
- オランダ・ロッテルダム
つまり、紅海から地中海に向けて、北上中であった。
エバーギブン号は、中国・広東省からマレーシアを経由して、オランダに向かう途中だったと報道されている。
3/23にスエズ運河の南側に到着、そこでスエズ運河の2人の水先人が乗り込み、運河を北上しているところで座礁した。
座礁の原因については、究明中。砂嵐や突風にあおられたこと、停電したこと、人為的な原因など報じられているが、究明には至っていない。
スエズ運河で座礁したエバーギブンの基本情報
- 全長:399.98m
- 全幅:58.80m
- 船籍:パナマ
- 船主:正栄汽船(日本)
- 船舶管理:BSM(ベルンハルト・シュルテ・シップマネジメント)(ドイツ)
- 運航者(用船):エバーグリーン・マリン(長栄海運)(台湾)
- 乗組員:インド人25名
- 積荷:1万8349本分の20フィートコンテナ(TEU)
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まとめ
エバーギブン号は、スエズ運河の南の端から6キロほどの地点で、オランダに向かって北上中に座礁した。
引用元:shoei-kisen.com、suezcanal.gov.eg、nikkei.com
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