衆議院選挙の投票用紙の色は?参議院とは違う色?
選挙の投票用紙が書きやすいと評判になったのは2019年7月の参院選の時であった。この紙の素材は「テラック投票用紙BPコート110」という名前で、いわゆる「ユポ紙」と呼ばれる合成樹脂が使用されている。
この投票用紙には6色あるということであるが、2021年の衆議院選挙の投票用紙は、何色か決まっているのだろうか。参議院選挙とは違う色なのだろうか。
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衆議院選挙の投票用紙の色は?
2021年の衆議院選挙の投票用紙の色は、次のように決まっている。
出典:中日新聞
前回2017年の衆議院選挙では、小選挙区がピンク色で比例代表があさぎ色と今回とは逆であった。
衆議院議員と参議院議員の選挙の投票用紙については、公職選挙法施行規則の第五条に投票用紙の様式というのが出てきて、別記第五号様式に、実際のスタイルが書いてある。それがこちら。
中には、衆議院小選挙区、参議院選挙区、衆議院比例代表、参議院比例代表の4つの様式が載っている。色については、「事情の許す限り、それぞれ色の異なる用紙を使用しなければならない」とあるが、色そのもののの指定はされていない。
投票用紙用の紙を販売しているムサシのサイトによると、「国政選挙は指定色」とある。報道では「今回の投票用紙の色は」と言っていることから、投票用紙の色は選挙ごとに指定される。
衆議院などの国政選挙を管理しているのは、総務省の特別の機関である「中央選挙管理会」。中央選挙管理会が、紙の色と文字のを指定し、各都道府県の選挙管理員会が、投票用紙を作成する。
参議院とは違う色?
前出の別記第五号様式の中で「それぞれ色の異なる用紙を使用」とあるから、違う色である。
ちなみに前回の2019年参議院選挙の投票用紙の色は、選挙区がクリーム色、比例代表が白色であった。
まとめ
衆議院選挙と参議院選挙の投票用紙は、それぞれ選挙区と比例があり全部で4種類。用紙の色は、それぞれ違うようになるように中央選挙管理会により指定される。