ROCとはどこの国で何の略?なぜそう呼ぶのか、いつまでか【オリンピック】
北京五輪にはROCという国が出場している。どこの国で何の略?
出典:olympics.com
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ROCとはどこの国で何の略?
ROCは、
- ロシア
のこと。
そして、
- Russian Olympic Committee
の略。英語の、「ロシア・オリンピック委員会」である。
東京五輪でも同じものが使われた。前回の冬季五輪、平昌では、OAR(Olympic Athletes from Russia、ロシアからのオリンピック選手団)が使われた。
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なぜそう呼ぶのか
なぜそう呼ぶかというと、
- ロシア選手団は、大規模な国際大会への出場が禁止されているから
ロシアという国として、オリンピックや世界選手権などに出場することができないため、ロシアの呼び方は使わない。ロシアの国旗、国歌を使うこともできない。
ROCの選手は、あくまでも、「個人資格での出場」という扱いである。
ロシアが、出禁となっている理由は、2014年のソチ五輪での組織ぐるみでのドーピング違反。
2017年12月、国際オリンピック委員会は、ロシア選手団の平昌五輪出場除外を決定、2020年12月、スポーツ仲裁裁判所が、五輪や世界選手権などの国際大会からの除外を決定。
ただし、不正に関与していないことを証明できれば、選手は、個人資格で参加できる。
そして、
- 今回はオリンピックであるから
Russian Olympic Committee(ロシア・オリンピック委員会)で出場する。
フィギュアスケートの世界選手権では、FSR(Figure Skating Federation of Russia)で出場していた。
いつまでそう呼ぶのか
2020年12月のスポーツ仲裁裁判所の決定では、
- 2022年12月まで
オリンピックでは、北京五輪までということになる。
まとめ
ROCは、ロシアオリンピック委員会の略で、ロシアの個人資格で出場の選手たち。オリンピックでは北京五輪までこの名前。
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おまけ
金メダル獲得の場合に流れる国歌のかわりは、チャイコフスキーのピアノ協奏曲第1番。東京五輪時と同じ。