テニスの大坂なおみ選手の母は日本人で父はハイチ出身のアメリカ人である。大坂選手は母方の苗字を名乗っている。大坂なおみ選手のお母さんについて調べてみた。
大坂選手のTwitterより
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大坂なおみのママ
sankei.com
大坂なおみ選手のお母さんは、
- 大坂環(たまき)さん
2018年3月の報道で47歳。
出身地は、
- 北海道根室
あれれ、大坂なおみ選手は、確か大阪出身のはず。
環ママは、根室で生まれ育ち、高校からは札幌へ行き、その後、大阪へ移ったそうである。そこで、大坂なおみ選手が生まれた。
大坂なおみの祖父
mainichi.jp
環ママのお父さん、つまり大坂選手のおじいさんは、今も北海道に住んでいる。
大坂選手の母方のおじいさんは、
- 大坂鉄夫さん
報道によると、根室漁港の組合長をされているそうである。2018年3月の報道で73歳。
大坂選手の日本のルーツは、北海道なのだった。
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大坂なおみの両親の出会い
環ママとハイチ出身の大坂選手の父レオナルドさんは、札幌で出会ったそうである。
2018年8月のニューヨークタイムズの記事によると、レオナルドパパは、1990年ごろにニューヨークから札幌にやってきた、ハンサムな学生さんだったそうである。当時の北海道で黒人さんはとても珍しい存在だった。
環ママとレオナルドパパは、交際を始めたが、二人の関係はずっと何年も環ママの両親には秘密にしていた。環ママが当時の根室では受け入れてもらうことが難しいと感じていたからである。
環ママが20代前半になると、鉄夫さんはお見合いの話を持ってくるようになった。するとここで、ついに2人の交際は両親の知るところとなる。環ママの予想通り、鉄夫さんは、ブチ切れた。環ママは勘当された。
そして、環ママとレオナルドパパは、大阪へと移り住むこととなった。
環ママは、10年以上、北海道の家族とは疎遠であった。
大坂選手が、レオナルドパパの苗字ではなく、環ママの苗字を名乗っているのは、日本で暮らしていたからという理由が大きい。学校に入学する、部屋を借りる、といった暮らしにかかわることは、日本語の名前のほうがいろいろとスムーズであった。
大坂選手が3歳の頃、一家はニューヨークへ引っ越した。レオナルドパパの両親も一緒だった。5年ほど暮らした後、2006年にはフロリダに引っ越した。
大阪時代の大坂選手一家と友人
nytimes.com
大坂なおみの日本のルーツとの現在の関係は
大坂選手と大坂選手の日本のルーツと言える、環ママの父鉄夫さんとの関係は、今は良好である。
大坂選手のルーツが本当に日本にあるということを日本人に分かってもらいたくて、鉄夫さんは、メディアに登場したのだと言っている。
父と15年近く疎遠になっていた環ママは、大坂選手が11歳の頃、娘たちを根室の両親のもとへ連れて行った。その時は、プロのテニス選手を目指していることを理解してもらえなかったという。
しかしながら、大坂選手が頭角を現すようになると、父の態度も変わってきた。そして今では大坂選手が日本人であることを証明するためにメディアに登場したりもして、大坂選手を応援している。
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まとめ
大坂なおみ選手の母は、北海道根室出身の環さん。根室には環さんの父で大坂選手の祖父の鉄夫さんが健在で大坂選手を応援している。
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