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コロンビアにレッドカードが出た理由【サッカーロシアワールドカップ】

サッカーロシアワールドカップの初戦で、日本はコロンビアに歴史的勝利を挙げた。
日本が完全アウェーな雰囲気の会場で、まだまだ緊張気味の前半3分、なんとコロンビアのカルロス・サンチェス選手にレッドカードが適用された。いきなりのレッドカードに、動揺が走る。サンチェス選手がレッドカードになった理由は?

 

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コロンビアにレッドカードが出た理由

コロンビアのサンチェス選手にレッドカードが出た理由は、

  • ハンド

「ボールを手や腕で触ってはいけない」というルールに違反したからだ。

ハンドかどうかを判断するポイントは、

  • ボールを意図的に触ったかどうか
  • ボールが当たった位置
  • ボールが当たった距離

が判断基準になる。

まず意図的に手で触るのは論外、次に位置であるが、腕や手が胴体から離れていない場合には、腕や手にボールが当たってもハンドの扱いにはならない場合が多く、同じ位置にあたっても胴体から離れている腕や手にあたった場合はハンドになる場合が多い。

そして、距離だが、これは遠くから来たボールだった場合にはハンドになり、至近距離から速いボールに当たった場合には、予測不可能としてハンドにならないことが多い。

ハンドはレッドカードで退場なの?

今回はサンチェス選手が、

  • ハンドで相手チームの得点の機会を阻止したから

今回の場合の再生ビデオを見ると、サンチェス選手の腕は胴体から離れているし、ボールを目で追っていて、腕を思わずあげてしまったように見える。わざとかどうかについては本人にもわからなくらいのスピードだろう。とはいえ、ハンドで決定的な得点の機会を阻止した場合は、レッドカードで一発退場とPKという決まりであるから、このレッドカードはルールにかなっている判断と言えると思う。

どんなハンドでもレッドカードというわけではない。ハンドの判断は難しいのだという。判断するのは主審。

今回の開始3分でのレッドカードは、ワールドカップ史上2番目に早いレッドカード、と報道されている。1番は、開始後56秒。1986年のメキシコ大会のウルグアイvsスコットランドで、ウルグアイのホセ・アルベルト・バティスタ選手に適用された。

今回のサンチェス選手のレッドカードは、今大会最初のレッドカードとなった。

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