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百人一首の首とは何?どうして和歌を首と数えるの?

百人一首とは、一人1つずつの和歌を100集めたものである。一首とは一つの和歌ということ。一歌じゃなくて一首って数えるのはなぜなの?

 


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和歌を首と数える理由

和歌を「首」と数えるのは、中国由来であるらしい。

中国ではもともと漢詩を数える単位に「首」を使っていたという。中国語辞典をみると、「首」は、「詩、詩、歌、曲の数を数える量詞」という意味もちゃんと載っている。

和歌というのは、中国の詩「漢詩」に対して日本の歌を意味する言葉。漢詩の歴史は紀元前800年にまでさかのぼれるという。漢詩はやがて日本に伝わり、古代日本の知識人の教養であった。後になって、日本独自の和歌が生まれる。そして、和歌も漢詩と同じように首と数えた。

現在、和歌と言えば、五七五七七の短歌が思いつくが、和歌には、短歌の他、もっと長く続く長歌や旋頭歌などもある。

ちなみに、和歌と呼ばれる短歌は、江戸時代までの作品で、明治以降から現代に作られた短歌は、単に「短歌」と呼び、和歌とは言わないのだそう。しかしながら、数え方は首。

 

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