ドラマ「下剋上受験」には原作があり、桜井信一さんという方が書いた「下剋上受験」という実話であるそうだ。深キョンさんが初の母親役。元ヤン中卒で勉強は苦手な役らしい。
深キョンさんどんな母親役になるのかが一番楽しみであるが、下剋上受験の実話がどうなったのかも気になる。実際の受験先や進学先などの結末ついて調べてみた。
下剋上受験[文庫版] ―両親は中卒 それでも娘は最難関中学を目指した!
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受験をする家族
- 父・信一
- 母・香夏子
- 娘・香織
中卒の父・信一が自ら「親塾」となって香織と一緒に難関中学合格を目指し受験勉強をする話である。母・香夏子は懐疑的であった。
ドラマでは、父・信一を阿部サダヲさん、母・香夏子を深田恭子さん、娘・香織を山田美紅羽さんが演じます。
第一志望は?
- 桜蔭
第一志望校は偏差値72の最高レベルの女子校。
桜蔭は、学力試験と面接があり、学力重視で面接はネガティブチェックのため。学費が払えれば入学できる。
香織も信一も試験そのものに悔いはなかったが、
- 第一志望は不合格
であった。
実際の合格先は?
実際の合格先は、「第2志望」で、「東大に毎年多数の合格実績」があり「医学部医学科の合格実績が驚くほど多い」「有名私立中学」で「偏差値70前後」の学校であったそうである。
学校名は原作には書かれておらず、
豊島岡女子学園、渋谷教育学園幕張、
ではないかと推測されている。
2017年の首都圏模試センターの予想偏差値を見ると、
渋谷教育学園幕張 75~76
桜蔭 76
豊島岡女子学園 74
などとなっている。
桜蔭に女子学園、雙葉とあわせて女子校御三家と言われたりするが、なぜそれらが入ってないかというと受験日が同日であるからであろう。今年も2/1。
さらに受験経験者の話によると、桜蔭を受ける人は、豊島岡女子学園を併願先にるす場合が多いそう。なので、確定できないけれど、
- 豊島岡女子学園
が有力かな。
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下剋上受験の実話原作の結末は
原作「下剋上受験」の結末は、第2志望に合格である。
しかしながら、この本が人気になったのは、実体験の描写にあって、子どもがどんな風に感じどんな風に躓いたり反応したりするのか、や父の熱心さや行動力に心動かされるところにあると思われます。
原作者の桜井さんはドラマに向けてのコメントで、「子どもの未来を変えようとすることが、家族まで大きく変える」と書いています。
体験者自身が、家族が大きく成長できたと感じられた、も結末といえるであろう。
感想
原作の中の香織さんは、現在高校生となった。中学と同じ学校なのか違う高校に通っているのかは定かでないが、東大医学部目指して優秀な高校で頑張っているそうである。
このままなら、大学受験はドラマになるような戦いにはならないのかな。楽勝合格なのかもしれない。
原作者の父・信一さんは、有名人になった。ドラマのサイトでは、相談受付もしているし、算数の参考書も出している。
中学受験テキスト 下剋上算数 基礎編――偏差値40から55への道
人生が大きく変わったことは確かですねえ。
きっと信一さん自身、勉強するのがおもしろかったであろうと想像する。目標をもって一つずつクリアしていくっていう過程はいろんなタイプの快が得られるのではないだろうか。それは見ている私たちのほうも。
ドラマの結末はどうなるのか、同じじゃないほうがいいな。楽しみである。