WTAファイナルズ2018の賞金とポイント一覧【テニス大坂なおみ】
女子プロテニスのWTAファイナルズ2018に、大坂なおみ選手が出場の可能性がある。WTAファイナルズは、その年最高のパフォーマンスを見せたシングルスとダブルス各トップ8組の選手たちによって繰り広げられる年間最終戦であり、大坂選手が出場すれば、1994年の伊達公子選手以来の日本選手となる。。
女子の世界ランキングは、16大会の合計ポイントで計算されるが、このファイナルズに出場すると、この分の得点は追加で加算される特別な扱いになり、翌年のランキング維持に大きく貢献することになる。
また、女子テニス界最高峰の選手たちにはもちろん高額な賞金も用意されている。WTAファイナルズ2018の賞金やポイントについて調べた。
wtafinals.com
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WTAファイナルズ2018の賞金総額
公式サイトによると、9/23現在WTAファイナルズの賞金総額は、
- 700万ドル 約7億9000万円
US$7 million in prize money wtafinals.com
となっている。レートは9/23グーグル調べ。
この額は2015年から変わっていない。 今後変更が発表されれば更新したい。
WTAファイナルズ2018の優勝賞金
WTAファイナルズの賞金の詳細について、公式発表はまだないので、2015年以来続いている賞金額を記す。
また、シングルスとダブルスでは試合方式が違うので別々に記す。
シングルス
シングルスは、まず4人ずつの2グループに分かれてラウンドロビンと呼ばれるグループ内総当たり戦が行われ、各グループの上位2人ずつ、計4人による決勝トーナメントが行われる。
シングルスの優勝賞金は、すべての試合に勝って優勝した場合の最高額が、
- 236万ドル 約2億7000万円
この額は、グランドスラムの優勝賞金(約3億円)と比べると少なく、プレミアマンダトリーの優勝賞金(約1億5000万円)よりも多い。
また、優勝賞金額は、ラウンドロビンでの勝敗数によって変わる。もし1敗していたら、15万3000ドル減って、220万7000ドルになる。
ダブルス
ダブルスは、8組のトーナメント戦で行われる。
ダブルスの優勝賞金は、
- 50万ドル 約5600万円
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WTAファイナルズ2018の優勝ポイント
ポイント数は発表されている。
シングルス
優勝ポイントも、ラウンドロビンでの勝敗数によって変わるが、全勝で優勝の場合、
- 1500ポイント
1敗していれば、125ポイント減って、1375ポイントである。
ダブルス
- 1500ポイント
WTAファイナルズ2018の賞金とポイント一覧
シングルス
賞金 | ポイント | |
優勝 | $1,750,000+RR (最高$2,360,000) |
750+RR (最高1500) |
準優勝 | $590,000+RR (最高$1,200,000) |
330+RR (最高1080) |
準決勝 | $40,000+RR (最高$650,000) |
RR (最高750) |
RRはラウンドロビン。ラウンドロビンで獲得した賞金やポイントが加算される。
ラウンドロビンの賞金は、
賞金 | ポイント | |
1勝 | $153,000 | 125 |
この試合に勝利した時の賞金のほかラウンドロビンでは、出場したら支給される「参加金」と「参加ポイント」がある。
参加金 | ポイント | |
3試合 | $151,000 | 375 |
2試合 | $130,000 | 250 |
1試合 | $110,000 | 125 |
参加ポイントは1試合当たり125ポイント。たとえば、1試合に参加して勝つと250ポイント獲得、負けると125ポイント獲得である。
これらの賞金やポイントを出場した試合数と勝敗数によって計算すると、ラウンドロビンの賞金とポイントは次のようになる。
賞金 | ポイント | ||
全3試合 | 3勝 | $610,000 | 750 |
2勝1敗 | $457,000 | 625 | |
1勝2敗 | $304,000 | 500 | |
0勝3敗 | $151,000 | 375 | |
2試合 | 2勝0敗 | $436,000 | 500 |
1勝1敗 | $283,000 | 375 | |
0勝2敗 | $130,000 | 250 | |
1試合 | 1勝0敗 | $263,000 | 250 |
0勝1敗 | $110,000 | 125 |
ダブルス
賞金 | ポイント | |
優勝 | $500,000 | 1500 |
準優勝 | $260,000 | 1080 |
準決勝 | $157,500 | 750 |
準々決勝 | $81,250 | 375 |
ダブルスは、トーナメント戦であるため、賞金もポイントも決まる。賞金は、チーム当たりの額。
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まとめ
WTAファイナルズ2018の優勝賞金は、最高でシングルスの約2億7000万円、ポイントはシングルスは最高で1500ポイント、ダブルスは確実に1500ポイントである。シングルスにはラウンドロビンという総当たり戦があるため、勝敗数によって優勝でも賞金額やポイント数が異なる仕組みになっている。一方のダブルスは、通常通りトーナメント戦のため、賞金もポイントも決まる。
賞金とポイントの引用元は、wtatennis.com
ところで、2019年からは、WTAファイナルズの開催地が中国・深センに移り、賞金も2倍の1400万ドルになるということである。これは、男子のATPファイナルズの800万ドルると比べても1.75倍であり、すごい額である。契約は10年間。
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