ニホンヤマネとは何?動物園にいるのかペットにできるのか
ニホンヤマネが民家で見つかったと話題になっていますが、ニホンヤマネって何?動物園にもいるの?ニホン以外のヤマネもいるの?
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ニホンヤマネとは
ウィキペディアによると、ニホンヤマネとはヤマネの別名で、哺乳綱ネズミ目(齧歯目)ヤマネ科ヤマネ属の動物。
見かけはこんな感じ。
リスみたい。
体長約8㎝、体重約18g。体調25㎝くらいあるリスよりずっと小さい。
そのかわいらしさから森の妖精とも言われている。
生息地は、
- 森林
木の上に住んでいて夜行性、細い枝にぶら下がったり、枝の間を飛んだりする。
それから6~7か月冬眠する。半分は寝てるんですね。
冬眠場所は、木の穴や地中、落ち葉の下などのほか、人間の作った山小屋の布団やタンスの中など。森の木を切るとヤマネが出てくることがあることから、山の守り神とも考えられてきた。
食べ物は、
- 雑食
昆虫、果実、種、鳥のたまごなど。しかしながら、盲腸がなく、繊維質の葉っぱは食べません。果物も皮を残す。また、クルミなどのかたい殻をもった実は食べない。
分布は、
- 本州・九州・四国・隠岐
ニホンヤマネは、約2000万年前の地層から化石が見つかっていて、古代から姿を変えていない生き物、いわゆる生きた化石である。日本では1975年に天然記念物となる。ただし絶滅危惧種ではない。
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ニホン以外のヤマネもいるの?
- いる
ヤマネは、ヨーロッパ、アジア、アフリカに分布していて、ふしぎの国のアリスでは、どんないたずらされても眠っている動物として登場している。しかしながら日本のヤマネとは違う種類なのだそう。ヤマネは、恐竜が絶滅した後の約5000万年前から存在していた。
ニホンヤマネは動物園にいる?
- 上野動物園にいる
- 冬季は、やまねミュージアムにもいる
ニホンヤマネを飼育しているところは、上野動物園だけなのだそう。
やまねミュージアムは、山梨県にあるヤマネの博物館で、冬季のみ冬眠しているヤマネを展示している。
ニホンヤマネをペットにできる?
- できない
ニホンヤマネは、天然記念物ですから、家でペットにしてはいけません。自然の中で見かけたとしてもさわってはいけません。
一方、海外種のアフリカヤマネなどは、ペットとして販売されているそうです。
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まとめ
ニホンヤマネは、日本の森に生息するネズミ目の天然記念物で、上野動物園で見ることができる。ペットにはできない。